米Red Hatは4月30日、同社が開発するプラットフォーム・アズ・ア・サービス(PaaS)システム「OpenShift」のオープンソース版「OpenShift Origin」を発表した。OpenShiftはRed Hatが2010年に買収したMakaraの技術を土台としたPaaSシステムで、エンタープライズ向けサービスや機能開発や実装に利用されている。
Python+tweepy+web.py+Azureストレージで作るTwitter連携アプリケーション

Webアプリケーション開発で考慮すべきことの1つに「データをどこにどのように保存するか」という点がある。最近ではストレージにMongoDBなどの非SQL型データベースや、Amazon Web ServicesのS3、GoogleのBigtable、MicrosoftのWindows Azureストレージといったオンラインベースのストレージサービスを採用する例も多い。本記事ではこのなかでもWindows Azureストレージに注目し、PHPやPythonといった言語からAzureストレージを利用する方法や、Twitterと連携するサンプルアプリケーションなどを紹介する。
「OpenStack」開発の母体となるOpenStack Foundationが発足、米Red Hat、英Canonicalらがプラチナメンバーに
オープンソースのIaaS(Infrastracture as a Service)構築スタック「OpenStack」のガバナンス団体となるOpenStack Foundationが4月12日(米国時間)、19社の設立メンバーと共に立ち上げを発表した。プラチナメンバーとして、米Red Hat、米IBM、英Canonicalらが名を連ねる。
データセンター仮想化やクラウドインフラを実現するOpenNebula、最新版となるバージョン3.4をリリース
The OpenNebula Projectは4月11日、 オープンソースの仮想環境/クラウド管理ツール「OpenNebula 3.4」(開発コード「Wild Duck」)を公開した。複数のデータストアサポート、Web管理画面の強化などが特徴となる。
「OpenStack 2012.1(Essex)」登場、大規模プロジェクト対応を強化
オープンソースのクラウドプラットフォーム「OpenStack」開発チームは4月5日(米国時間)、最新版となる「OpenStack 2012.1(Essex)」を公開した。前バージョンで加わった新プロジェクト「Horizon」および「Keystone」がコアプロジェクトとなったほか、既存のコアプロジェクトにも新機能や機能強化が行われている。
米Citrix、「CloudStack」をApache Software Foundationに寄贈
米Citrix Systemsは4月3日(米国時間)、非営利のオープンソース団体Apache Software Foundation(ASF)にプラチナスポンサーとして出資することを発表した。同時に、自社のクラウド運用基盤「CloudStack」をASFに寄贈することも発表した。CloudStackは今後、ASFのインキュベーションプロジェクトとして開発されることになる。
Google App Engine、「Python 2.7」の完全サポートへ
米Googleは2月27日、Google App Engine向けPython 2.7ランタイムの一般提供を開始した。これまでPython 2.7は実験的サポートという段階だったが、今後は正式にサポートされる。
米Citrix、Cloud.com買収後初のリリースとなる「CloudStack 3」を発表
米Citrix Systemsは2月13日(米国時間)、オープンソースのクラウドプラットフォーム「Citrix CloudStack 3」を発表した。元々は買収した米Cloud.comが持っていたクラウド基盤ソフトウェアで、Citrixブランドで提供する初のリリースとなる。
オープンソースのオンラインストレージソフトウェア「ownCloud 3」リリース、オンラインエディタや機能拡張などをサポート

オープンソースのファイル共有ソフトウェア「ownCloud」を開発するownCloudコミュニティは1月30日(米国時間)、最新版「ownCloud 3.0」を公開した。Webブラウザ上で動作するエディタ機能や、ownCloudの機能を拡張できるアプリ機能などが特徴となる。
「OpenNebula 3.2」リリース、VMwareサポートの強化や新管理ポータル、ユーザー管理機能の改良などが特徴

The OpenNebula Projectは1月17日、「OpenNebula 3.2」(開発コード「Red Spider」)をリリースした。OpenNebulaはVMwareやXen、KVMといった仮想化技術をサポートするオープンソースのクラウドコンピューティング管理ツール。
Hadoopの最新安定版「Apache Hadoop 1.0.0」がリリースされる
Apache Software Foundation(ASF)傘下のHadoopプロジェクトは12月27日、大規模データ向けの分散処理フレームワーク「Apache Hadoop 1.0.0」をリリースした。HBaseやWebHDFSのサポート、セキュリティやパフォーマンスの強化などが特徴となる。
米MapR、MapReduce 2.0に対応したApache Hadoopディストロ「MapR 1.2」を発表
米MapR Technologiesは12月6日(米国時間)、「Apache Hadoop」を容易に利用できる「MapR Distribution 1.2」を発表した。Apache Hadoopや関連コンポーネントをまとめて配布する「Hadoopディストリビューション」で、本バージョンではWindowsとMac OS Xの両クライアントのネイティブサポートなどが加わっている。
米Netflixがオープンソースポータルを開設、ZooKeeperライブラリを公開
映画やドラマのレンタル/ストリーミングを事業とする米Netflixは11月29日、自社のオープンソース活動を集積したポータルの開設をを発表した。同ポータルでは、「Apache ZooKeeper」ライブラリの「Curator」プロジェクトが公開されている。
Apache ZooKeeper 3.4.0リリース
「Apache ZooKeeper」の開発チームは11月22日、最新版「Apache ZooKeeper 3.4.0」を公開した。Apache ZooKeeperは分散アプリケーション向けの協調動作制御サービス。ノードの名前付けや設定管理、同期、グルーピングなどの機能を提供する。
Rubyで書かれたクラウド向けモニタリングフレームワーク「Sensu」
クラウドベースの情報アーカイブ/検索ソリューションを提供する米Sonianが11月3日(米国時間)、クラウド向けのモニタリングフレームワーク「Sensu」をオープンソースとして公開した。クラウドインフラやアプリケーションの監視に必要な基盤を提供するフレームワークで、モニタリングサーバーやプラットフォーム非依存のエージェント、Webベースのダッシュボードなどが提供される。
SUSEもOpenStackに加入、OpenStackベースのクラウドインフラ「SUSE Cloud」開発へ
米Attachmate傘下のSUSEは10月26日(ドイツ時間)、クラウドインフラソリューション「SUSE Cloud」を発表、開発者やパートナー向けに初期版を公開した。オープンソースのクラウド基盤プロジェクト「OpenStack」をベースとし、SUSEの技術を組み合わせるという。
米Zend、PHP開発者向けのクラウド開発・運用プラットフォーム「phpcloud.com」を発表
PHP関連技術を持つ米Zend Technologiesは10月18日(米国時間)、PHP開発者向けクラウドサービス「phpcloud.com」を発表した。Amazon Web Services(AWS)を利用したクラウドインフラとプラットフォームを提供する。
KDE、オンラインストレージシステム「ownCloud 2」リリース
The KDE Projectは10月11日、オンラインストレージアプリケーション「ownCloud 2」を発表した。
Eucalyptusらクラウド/仮想化関連企業3社がLinux Foundationに加入
Linuxを推進するLinux Foundationは10月5日、新たに米Eucalyptus Systems、米Nebula、米Virtual Bridgesの3社が参加したことを発表した。クラウドや仮想化技術などエンタープライズ面で協力することになる。
OpenStackプロジェクト、独立した非営利団体「OpenStack Foundation」の設立を発表
米RackSpaceが支援するオープンソースのクラウドOSプロジェクトOpenStackは10月5日、非営利団体「OpenStack Foundation」を設立する計画を発表した。プロジェクトの独立性を尊重してのもので、ガバナンス体系を持ち、商標や著作権の保有などにも責任を持つ。