米Googleは6月19日、同社が開発するJavaScriptと互換性のあるWeb向けプログラミング言語「Dart」のSDKおよび開発環境「Dart Editor」のベータ版を公開した。2011年に発表されてから初となるベータ版リリースで、対応プラットフォームはWindowsおよびLinux、Mac OS X。
ページ読み込み時間が5%高速化、「Google Chrome 27」が登場
米Googleは5月21日、WebブラウザGoogle Chromeの最新安定版「Google Chrome 27(27.0.1453.93)」を公開した。ページ読み込みの高速化のほか、FileSystem APIの導入や予測入力/補完機能の改善などが行われている。
米Google、性能を強化した「Go 1.1」をリリース
米Googleは5月13日、オープンソースで開発されているプログラミング言語「Go 1.1」を公開した。性能の強化が大きな特徴となり、30%以上高速になるという。
FreeBSDと米Google、新セキュリティフレームワーク「Capsicum」プロジェクトに出資
The FreeBSD Foundationは4月15日、米Googleと共同でUNIX系OS向けのセキュリティフレームワーク「Capsicum Framework Project」の開発に出資することを発表した。CapsicumはFreeBSDに搭載されているセキュリティフレームワークで、資金を受けて機能開発を進める。
米Google、WebKitベースの新レンダリングエンジン「Blink」を発表、Chromeでの導入を視野に
米Googleは4月3日、オープンソースのレンダリングエンジン「Blink」を発表、同社が開発するWebブラウザ「Google Chrome」の開発版であるChromiumで採用する方針を発表した。
Google Chrome 26リリース、スペルチェック機能の強化やMac/Linux版での非同期DNSリゾルバ実装などが特徴
米Googleは3月26日、Google Chromeの最新安定版「Google Chrome 26(26.0.1410.43)」をリリースした。Linux、Mac OS X、Windowsに対応、同社Webサイトより入手できる。
Google App Engine向けのPythonフレームワーク「Ferris」が登場
米Cloud Sherpasは「Google App Engine(GAE)」向けのPythonフレームワーク「Ferris」を公開した。GAEのネイティブライブラリをベースにMVCアーキテクチャでのアプリケーション構築に必要となる機能が組み込まれており、GAEプラットフォーム上での開発を効率化できるという。
米Google、zlib互換の高性能圧縮アルゴリズム実装「Zopfli」をオープンソースで公開
米Googleは2月28日、gzipやzlibと互換性のある圧縮アルゴリズム実装「Zopfli」をオープンソースで公開した。Zopfliで圧縮したファイルは、zlibと比較して3〜8%小さいサイズになるという。
音声入力対応が可能となった「Chrome 25」安定版が公開
米Googleは2月21日、Google Chromeの最新版「Google Chrome 25」をリリースした。拡張の管理およびセキュリティの改善や「JavaScript Web Speech API」サポートなどが特徴となる。Windows、Mac OS X、Linuxsなどに対応、GoogleのWebサイトより入手できる。
Google、STLのmap/setと互換性のあるコンテナをBツリーで実装した「C++ B-Tree」を公開
Googleは2月1日、mapやsetといったコンテナをBツリーで実装したC++テンプレートライブラリ「C++ B-Tree」のリリースを発表した。STLのmapやset、multimap、multisetとほぼ互換性のあるBツリー実装で、STLのmapやsetなどよりも消費メモリが少なく、またキー検索などの処理速度が向上しているという。
速度を改善、多数のバグが修正された「Chrome 24」リリース
米Googleは1月10日(米国時間)、Webブラウザ「Google Chrome」の最新安定版「Chrome 24.0.1312.52」(Chrome 24)をリリースした。高速化やMathMLサポート、HTML5のdatalist要素サポート、新たなAPIの提供などが特徴となる。
「Google App Engine 1.7.4」リリース
米Googleは12月13日、PaaS型のクラウドサービス「Google App Engine 1.7.4」をリリースした。タスクキュー分析など、これまで実験的に提供されていた機能が正式版となっている。
米Googleがカラム型データベース向けクエリエンジンライブラリ「Supersonic」を公開
米Googleは10月15日、データ集計ライブラリ「Supersonic Query Engine」をオープンソースソフトウェアとして公開した。行と列を持つ表形式のデータに対しソートや集計などの操作を行うためのライブラリで、さまざまなデータ処理プロジェクトのバックエンドとして活用できるという。CPUのキャッシュを有効活用するアルゴリズムやSIMD命令およびベクトル化の利用により、「超高速」(ultra-fast)に処理できるとうたっている。
米Google、リランキングモデル構築フレームワーク「Reranker Framework(ReFr)」を公開
米Googleは10月5日、汎用のリランキングモデル構築フレームワーク「Reranker Framework(ReFr)」を修正BSDライセンスで公開した。
米Google、JavaコードをObjective-Cコードに変換するツール「J2ObjC」を公開
米Googleは9月14日、JavaコードをObjective-Cコードに変換するツール「J2ObjC」をオープンソースで公開した。iOSアプリケーションにJavaコードを埋め込むことを可能にするという。
米Google、オンライン講座作成ツール「Course Builder」をオープンソースに
米Googleは9月12日、オープンソースのオンライン教育コンテンツ作成ツール「Course Builder」をリリースした。「オンライン教育における実験的な第一歩」という位置付けで、アーリーアダプターのフィードバックを得て改善していくとしている。
米Google、「Collaborative IDE」こと「Collide」を公開。Webブラウザ上で動作するOSSのコードエディタ
米Googleは7月5日、社内で開発を進めていたオープンソースの共同作業向けコードエディタ「Collide」を公開した。サーバーのファイルシステム上にあるファイルを実際に複数人で編集できるという。
米Google、Webページの性能分析ツール「PageSpeed Insights 2.0」をリリース
米Googleは6月12日、Webページのパフォーマンス分析するツール「PageSpeed Insights 2.0」をリリースした。Google ChromeやFirefoxといったWebブラウザの拡張機能として動作するもので、性能改善のための提案も表示されるという。
Oracle対GoogleのAndroid/Java訴訟で「Java APIは著作権保護対象ではない」との判断
米OracleとGoogleがAndroidにおけるJavaの知的所有権について争っている訴訟について、判事を務めるWilliam Alsup氏は5月31日、Java APIは著作権で保護されないとの判断を下した。多額の損害賠償金を求めてOracleが開始した訴訟ではあるが、同社の主張の大半は退けられた格好となる。
Oracle対GoogleのJava/Android訴訟、Googleの特許侵害は認められず
米Oracleと米Googleの「Android」を巡る知的所有権侵害訴訟で審理にあたっていた陪審員団は5月23日、北カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所にて、GoogleはJavaの特許を侵害していないとする評決を下した。Googleは完全勝利として勝利宣言を行ったが、Oracleは「Javaの『一度書けばどこでも動く』の原則を守るために擁護を続けるつもりだ」と述べ、上訴を示唆した。