米Google、JavaコードをObjective-Cコードに変換するツール「J2ObjC」を公開
米Googleは9月14日、JavaコードをObjective-Cコードに変換するツール「J2ObjC」をオープンソースで公開した。iOSアプリケーションにJavaコードを埋め込むことを可能にするという。
J2Obj2はGoogle社内で開発されたツールで、Android開発やGoogle Web Toolkit(GWT)によるサーバーサイドアプリケーション開発で利用されるJavaと、iPhoneやiPadといったiOSデバイス向けのアプリケーション開発で利用されるObjective-Cの間で、データアクセスやアプリメーションロジックといったUI以外のアプリケーションコードの共有を容易にすることを開発目標としている。クロスプラットフォームUIツールキットとは異なり、将来的にUIに拡大する計画はないことも明言されている。
現在のバージョン0.5.2で、品質は「アルファとベータの中間」という状況とのこと。Java 6を完全サポートし、例外、内部クラスなどクライアントサイドのアプリケーション開発で必要となるランタイム機能のほとんどを利用できるという。生成したファイルは編集なしにそのまま利用できる。
利用にはMac OS X環境が必須で、Xcode 4以上およびMac OS X向けのJava環境、Apache Mavenが必要となる。ライセンスはApache License 2.0。
米Google
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