米Google、Webページの性能分析ツール「PageSpeed Insights 2.0」をリリース

 米Googleは6月12日、Webページのパフォーマンス分析するツール「PageSpeed Insights 2.0」をリリースした。Google ChromeやFirefoxといったWebブラウザの拡張機能として動作するもので、性能改善のための提案も表示されるという。

 PageSpeed Insightsは指定したWebページを分析し、Webページの読み込みを高速化するための提案を行ってくれるツール。Google ChromeおよびFirefoxの拡張機能として提供される。写真のリサイズミスや実行コストの高いJavaScriptコード呼び出し、読み込みを遅延させる第三者提供コンテンツなどを検出できる。

 Chrome版のPageSpeed InsightsはChrome Developer Tools向けの拡張となっており、Webページの読み込みについてリソースやネットワーク、DOM、タイムラインなどさまざまな面から分析を行える。PageSpeed Insightsでは「Native Client」などで用いられているのと同様の技術が採用されており、パフォーマンスと安全性を両立させているという。また、オンラインサービス「PageSpeed Service」やApacheモジュール「mod_pagespeed」と連携して最適化を自動化することもできる。

 最新版ではユーザーインターフェイスを一新し、「トータルスコア」を表示するようになった。このほかモバイルにも対応、モバイル端末上のWebページの性能を分析できるようになっている。

米Google
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