Google Chrome 26リリース、スペルチェック機能の強化やMac/Linux版での非同期DNSリゾルバ実装などが特徴
米Googleは3月26日、Google Chromeの最新安定版「Google Chrome 26(26.0.1410.43)」をリリースした。Linux、Mac OS X、Windowsに対応、同社Webサイトより入手できる。
2月に公開されたChrome 25以来の新安定版となる。本バージョンでの強化点としては、スペルチェック機能のアップデートが挙げられる。対応言語の辞書がすべて刷新されたほか、韓国語など3言語が新たに加わっている。ただし日本語は未対応。また、英語のみに対応するGoogle検索と同じ技術を利用するスペルチェック機能「Ask Google for Suggestions」では、文法、同音義語のチェックが可能となり、文脈に応じた提案を行ってくれるという。
このほか、Mac版およびLinux版では非同期DNSリゾルバが実装され、またWindows版では複数ユーザー向けのショートカット機能が加わった。
合計13件のセキュリティ問題も修正された。危険度が2番目に高い「High」に分類された脆弱性は2件。セキュリティ脆弱性発見プログラムの下で、危険度が「High」のWeb Audioに関する脆弱性を発見した1人の開発者に1000ドルの報奨金が支払われる。
米Google
http://www.google.com/
Google Chromeのダウンロードページ
https://www.google.com/intl/en/chrome/browser/