米Googleは1月29日、Mac OS X向けのソフトウェアデプロイシステム「Simian」をオープンソースソフトウェアとして公開した。現在バージョン0.5のソースコードが公開されている。
米Foursquare、MongoDBクエリのScala DSL「Rogue」など社内技術をオープンソースで公開
米Foursquareが、Webフレームワーク「Lift」で利用できるMongoDBクエリのScala DSL「Rogue」など、社内で開発した2種類のツールをオープンソースとして公開した。Githubでコードを公開している。
「Apache Tomcat」、7系初の安定版が登場
オープンソースのサーブレットコンテナ「Apache Tomcat」の開発チームは1月14日、最新版となる「Apache Tomcat 7.0.6」を公開した。バージョン7系では初の安定版リリースとなる。
米Red Hat、Red Hat Enterprise Linux 5.6をリリース
米Red Hatは1月13日、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 5.6」を発表した。バージョン5系では6回目のアップデートとなり、約2000件のバグを修正し、約340件の機能強化が図られている。
LinuxCon Japan 2011の発表者募集が開始される
The Linux Foundtaionは1月13日、6月1日から3日にかけてパシフィコ横浜で開催される国際技術カンファレンス「LinuxCon Japan 2011」の発表者募集(Call for Participation、CFP)を開始したと発表した。LinuxCon Japanは北米最大のLinux関連カンファレンス「LinuxCon」のアジア版。
「Apache Cassandra 0.7」リリース、セカンダリインデックス機能などを追加
Apache Software Foundation(ASF)は1月11日(米国時間)、オープンソースの分散データベースソフトウェア「Apache Cassandra 0.7」をリリースしたと発表した。セカンダリインデックスなどの機能が追加されている。
Java EE 6をフル実装した「JBoss Application Server 6.0」登場
米Red HatのJBoss開発チームは2010年12月29日、オープンソースのJavaアプリケーションサーバー最新版「JBoss Application Server(JBoss AS) 6.0」を公開した。Java EE 6にフル対応し、Java Persistence API(JPA 2.0)などの機能を備える。
Subversion関連サービスを提供する米WANDisco、Subversion改革計画を発表
米WANDiscoは12月20日(米国時間)、オープンソースのバージョン管理システム「Apache Subversion」の大改革計画を発表した。Subversionの欠点とされるブランチとマージの2つの課題を改善するという。
米Novellの882件の特許、売却先はMicrosoftやApple、Oracle、EMC
米Novellの買収により売却される882件の特許について、売却先となる企業が明らかになった。Novellは11月22日、Attachmateによって買収されることを発表、取引の一部として自社特許882件を「CPTN Holdings」に4億5000万ドルで売却するとしていた。
米Oracleが「MySQL 5.5」GA版リリース、Webアプリ向けデータベースという位置付け
米Oracleは12月15日(米国時間)、オープンソースのデータベースシステム「MySQL 5.5」を正式リリースした。Oracleの下での初の安定版リリースとなる。プロプライエタリのデータベースシステムを主力製品として持つOracleは、MySQLをWebアプリケーション向けとして位置付けていく戦略をとる。
米Oracle、Hudsonコミュニティと衝突。Hudsonの商標保有を主張するも事実なし?
Sun Microsystemsの下で進められていたオープンソースプロジェクト「Hudson」のコミュニティが、新しい所有者である米Oracleと衝突している。HudsonはOracleのホスティングサイト「java.net」からGitHubへの移行を進めているが、それに対しOracleはHudsonの商標保有を主張。しかし、実際はOracleは商標を保有していない可能性があることが報じられている。
コース・学習管理システム「Moodle」が2年半ぶりのメジャーアップデート
Moodle.orgは11月25日、オープンソースの教育用ソフトウェア「Moodle 2.0」を公開した。コースのディレクトリ「Community Hub」など複数の最新機能が加わっている。
NovellとAttachmate、Novellの売却に対し「openSUSEプロジェクトに変更はない」「UNIXの著作権を今後も所有する」とコメント
米Novellの売却が発表され、同社の抱えるオープンソースプロジェクト「openSUSE」の今後が注目されるが、同社を買収する米Attachmateが声明文を発表している。それによると、今後もopenSUSEプロジェクトに変更はないようだ。
Attachmate、米Novellを買収。一部特許は米Microsoft率いるコンソーシアムに売却へ
米Novellは11月18日(米国時間)、米Attachmateによる買収に合意したことを発表した。買収金額は約22億ドル。同時に、米Microsoftが率いるコンソーシアムに800件以上の特許を売却することで合意したことも発表した。
Amazonクラウドに対応したオープンソース動画配信プラットフォーム「Kaltura 3.0」リリース
米Kalturaは11月18日(米国時間)、オープンソースの動画配信プラットフォーム「Kaltura Community Edition 3.0」をリリースした。「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」に対応、クラウド実装も可能となった。
米Oracle、約束どおり「Solaris 11 Express」をリリース
米Oracleは11月15日(米国時間)、「Solaris 11 Express 2010.11」を公開した。「Oracle Solaris」の次期版「Solaris 11」のプレビュー版となるもので、同社が8月にオープンソースプロジェクト「OpenSolaris」の方針変更の際に年内公開を約束していた開発者向けのリリースとなる。
米Microsoft、オープンソースのWebアプリを「Certified for Windows」として認定
オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)開発プロジェクトSilverStripe.orgは11月17日、米Microsoftより「Certified for Windows」プログラムの認定を受けたことを発表した。同プログラムとしては初のオープンソースWebアプリケーションになるという。
米Novell、クラウド向けのビルド管理システム「Baracus」プロジェクトを支援
米Novellは11月15日(米国時間)、オープンソースのブート/ビルド管理システム「Baracus」プロジェクトを支援すると発表した。プロジェクトのWebサイトでは「openSUSE」ベースの仮想ハードディスクイメージ(KVMとVMware)が公開されている。今後、クラウド環境向けのシステム管理ツールとして開発を進めていく。
Ajaxを利用したオープンソースチケットシステム「OTRS 3.0.1」リリース
オープンソースのチケットシステムを開発するOTRS.orgは11月15日、「OTRS 3.0.1」をリリースした。予定より2週間早い公開となったが、7回のベータリリースを経ての正式版公開となる。
米SpringSource、オープンソースシステム管理「Hyperic 4.5」をリリース
米SpringSource(米VMware傘下)は11月10日、オープンソースのシステム管理/監視ツール「Hyperic 4.5」をリリースした。EJBベースからSpringベースのWebアプリにすることで、テストが簡素化され生産性が改善するという。