ぷらっとホーム、各種ネットワークサービスを容易に提供できるアプライアンス「EasyBlocks」を発売

 プラットホームは6月6日、DHCPやDNS、NTP、サーバー/ネットワークの監視管理といったネットワークコアサービス機能を提供する小型アプライアンス「EasyBlocks」を発売した。あらかじめ必要なソフトウェアのインストールや設定が行われた状態で出荷され、ケーブルを接続するだけで利用できる。複数台を組み合わせて利用することで冗長化やWebインターフェイスによる一元管理なども行える。

OSSライセンスの利用状況調査結果発表、開発者はGPLを好むが、利用が多いのはApacheライセンス

 オープンソースソフトウェアのサポートを専業とする米OpenLogicは5月16日(米国)、オープンソースライセンスの利用動向に関する調査結果を発表した。プロジェクトが利用するライセンスはGNU General Public License(GPL)が最多だが、ダウンロードが多いのはApache Software Licenseであることがわかった。

オープンソースのデータ統合ツールを提供する仏Talend、Apache Software Foundationのスポンサーに

 仏Talendは5月12日(米国時間)、非営利団体The Apache Software Foundation(ASF)のブロンズスポンサーとなることを発表した。Talendは「Talend Open Studio」や「Talend Integration Suite」といったオープンソースのデータ統合ツールを開発・提供している企業。今後、「Apache CXF」などのプロジェクトに対するコミットを強めるのが目的という。

米Oracle、「Hudson」をEclipse Foundation下のプロジェクトとすることを提案

 米Oracleは5月4日(米国時間)、オープンソースの継続的インテグレーションツール「Hudson」プロジェクトについて、非営利団体Eclipse Foundationのプロジェクトとすることを提案したと発表した。これに対し、商標などでOracleと合意できずにフォークを立ち上げたHudson創始者は失望を露にしている。

米Novellが所有していた特許の買収問題、買収条件が変更されるもOSIは引き続き懸念を表明

 オープンソース推進団体のOpen Source Initiative(OSI)は4月7日、米Novellの特許を取得するCPTN Holdingsについて最新情報を公開した。CPTNはOSIなどが主張する「オープンソースに与える影響」に関する懸念を受けて取引条件を変更したが、OSIはこの変更に対し「一部は評価するもの引き続き警戒している」という見解を示している。

米Red Hat、Linuxカーネルのソースパッケージ配布方法変更について「競合への対処が理由」と説明

 Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6ではLinuxカーネルのソースRPMパッケージについてリリース方法が変更されたが、この変更について一部で批判の声が上がっている。これに対しRed HatのCTOが3月4日付けで公開書簡を発表、変更の理由について「競争市場が変化したため」と説明した。

企業向けCMSの相互運用仕様CMISを実装する「Apache Chemistry」がASFのトップレベルプロジェクトに昇格

 Apache Software Foundation(ASF)は2月23日(米国時間)、「Apache Chemistry」をトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格することを発表した。Apache Chemistryは企業向けCMSの相互運用仕様「CMIS(Content Management Interoperability Services)」をオープンソースで実装するプロジェクト。

仮想化サービス活用によるマルチプラットフォーム検証環境作成ガイド

 Webアプリケーションやマルチプラットフォーム対応アプリケーションなどの開発工程において、面倒なのが開発・検証環境の準備である。特にWeb開発においては、さまざまなプラットフォームやWebブラウザに対し動作検証が求められる。このような開発環境において、仮想化を用いた開発・検証環境の構築が効果を発揮する。本記事では仮想化を利用したリモート検証環境の構築や、有用なツールなどを紹介する。