米Foursquare、MongoDBクエリのScala DSL「Rogue」など社内技術をオープンソースで公開

 米Foursquareが、Webフレームワーク「Lift」で利用できるMongoDBクエリのScala DSL「Rogue」など、社内で開発した2種類のツールをオープンソースとして公開した。Githubでコードを公開している。

 Foursquareは、ロケーションベースのソーシャルネットワーキングサービス「foursquare」を開発・提供するベンチャー企業。iPhoneをはじめとする各種スマートフォン向けアプリケーションとして提供されており、位置情報を記録したり友人と共有できる。

 RogueはScalaで書かれたDSLで、ScalaベースのWebフレームワーク「Lift」で利用できる。タイプセーフで、Lift内でMongoDBに対してコマンドの構築と実行が行えるという。同社によると、当初社内利用向けに開発され、現在ほとんどのMongoDBクエリで利用されているという。

 同社はまた、「Fully-Loaded」という社内開発技術も公開している。Fully-Loadedは、米Appleの「iOS」向けのイメージローダーで、UITableViewのスクロール性能に最適化されているという。

米Foursquare
http://www.foursquare.com/

「Rogue」
https://github.com/foursquare/rogue

「Fully-Loaded」
https://github.com/foursquare/fully-loaded