GmailなどのメールシステムにアクセスするAPIを提供するInbox、オープンソースで対応アプリケーションコードを公開

 電子メールプラットフォームを開発するベンチャー企業の米Inboxは10月1日、オープンソースで公開しているプラットフォーム「Inbox Mail Sync Engine」を使用してメールアプリケーションを開発するためのコード集を公開した。単体でも十分実用に耐えうるもので、これをベースに独自のアプリケーションを開発できる。

Outlook以外のメールクライアントでExchangeを利用できる「DavMail」

 メールや予定表の管理にMicrosoft Exchangeを導入している企業は少なくない。中には新バージョンのExchange 2010に移行を進めている部署もあるだろう。だが、Exchangeは基本的にOutlook以外からはアクセスできず、Becky!やThunderbirdといったメールクライアントを使っているユーザーや、MacやLinuxで開発を行っている技術者にとっては非常に不便だった。そこで利用したいのが「DavMail」である。

低消費電力Atomマシンのメールセキュリティアプライアンス「tapirus」を検証

 HDEのメールセキュリティアプライアンス「taiprus」は、既存のメールシステムに挟み込むような設置をするだけで、メールの送受信に関わる迷惑メール対策とウイルス対策を行ってくれるアプライアンス製品である。消費電力を抑えたIntel Atomを搭載したライナップが用意されているので、その性能を検証してみよう。

電子メールクライアント「Sylpheed 3.0」、5年ぶりメジャーアップデート

 SRA OSS日本支社(東京都豊島区)は2010年2月24日、電子メールクライアントソフト「Sylpheed 3.0」を公開した。同社が開発を支援しているオープンソースソフトの最新バージョンで、5年ぶりのメジャーアップデートとなる。バージョン2.0のリリース以降、計383の機能追加・改良を行った。