CSK Winテクノロジとセンドメール、顧客Hyper-V上で稼働保証したメール誤送信対策製品

　CSK Winテクノロジ（本社：東京都新宿区）とセンドメールは2009年10月30日、誤送信対策機能を備えたメールシステムを、顧客の「Windows Server 2008 Hyper-V」仮想環境に最適化して提供するサービスを開始した。顧客の仮想環境で稼働保証し、最短10日間で導入できるという。

　CSK Winテクノロジのメール誤送信対策ソリューション「PlayBackMail」と、センドメールのメールサーバ「Sendmail Advanced Message Server 2J Windows（SAMS）」を顧客環境向けに設定・構成し、仮想環境イメージとして提供する。顧客の持つHyper-V環境に仮想環境イメージをインポートするだけで利用できる。

　従来は、仮想環境でのシステム設定や稼働検証などに一定の作業期間が必要だったが、導入時間を大幅に短縮できる。また、メール誤送信が起こった企業などで、緊急に対策が必要となった場合でも短期間で導入可能という。

　ソフトの設定・構成および仮想環境イメージの構築を含む価格は25万円（税別）。USBメモリ以外のハードウェアや各ソフト、Windows OSのライセンスが別途必要。また、Hyper-V仮想環境自体の構築は含まない。

　CSK Winテクノロジによると、仮想アプライアンスとの違いはブラックボックス化されてない点で、導入後も顧客側でカスタマイズや他ソフトの導入があることを想定したという。今後も提供ソフトのラインアップを拡充していく予定。

CSK Winテクノロジ
http://www.cskwin.com/

センドメール
http://www.sendmail.co.jp/