Mozilla LabsがTwitter、Facebook、GmailでURLを共有できる拡張「F1」の最新版公開
Mozilla Labsは11月24日、Webページ共有のためのFirefox拡張機能「F1 0.7.2」を公開した。Mozilla Messagingのプロジェクトページよりダウンロードできる。
F1はMozilla Foundationの下位組織であり、Thunderbirdなどメッセージング関連アプリケーション開発などを行うMozilla Messagingのプロジェクト。2010年11月11日に最初のバージョンが公開された。Firefox内で各種サービスを使ってWebページを共有するもので、Web上での共有を高速、安全、容易にするソーシャル面を強化する取り組みとなる。現在、OAuthを使った認証に対応するTwitter、Facebook、Gmailのサポートを実装している。
最新版では、UIの読み込みが高速化し、共有のための作業を短縮する。F1で送信する電子メールがHTMLとテキストに対応となり、メッセージを入力するスペースが拡大した(Webページへのリンクはデフォルトで含まれる)。メッセージは英語以外の文字にも対応し、スペルチェック機能も加わった。このほか、共有ボタンをツールバー内で好きな場所に移動できるようになった。
F1はFirefox 3.6以上に対応する。F1プロジェクトチームは今後、対応するサービスをYahoo Mailなどに拡大するほか、一般の電子メールにも対応したいとしている。
Mozilla Labs
http://mozillalabs.com/
Mozilla MessagingのF1のページ
http://f1.mozillamessaging.com/