電子メール/カレンダークライアント「Zimbra Desktop 2.0」リリース、Twitterとの連携にも対応

 米VMwareのZimbraチームは10月12日、オープンソースの電子メール/カレンダークライアント「Zimbra Desktop 2.0」を公開した。Twitterとのアグリゲーションが可能になるなどの新機能が加わっている。

 Zimbra DesktopはWindowsおよびMac OS X、Linuxに対応する電子メールクライアント。同社のコラボレーションサーバー「Zimbra Collaboration Suite」のクライアントとして利用できるだけでなく、GMailやYahoo! Mail、POP3、IMAP4といったメールシステムやGoogle Calendar、Yahoo! Calenderなどのカレンダーシステムとの同期にも対応する。同期したデータはローカルに保存されオフラインでも参照できるほか、大容量のメールボックスも高速に管理できるとしている。

 Zimbra Desktop 2.0の最大の特徴はソーシャルネットワーク対応。Twitter、Facebook、Diggなどのソーシャルネットワークサービスのアカウントを統合可能となり、さまざまな電子メールとソーシャルネットワークサービスを単一のUIから管理可能となった。

 また、拡張機能を集めた「Zimlet Gallery」で提供されている生産性ツールやアプリにクリックでアクセス可能となった。このほか、受信通知、電子メールフィルタリング、タブ、電子メールフォルダ/カレンダー/アドレス帳のアクセス共有なども加わっている。

 Zimbra DesktopはWindows、Mac、Linuxに対応、ZimbraのWebサイトよりダウンロードできる。

米VMware
http://www.vmware.com/

Zimbra
http://www.zimbra.com/