SQLiteの開発チームは8月26日、最新安定版「SQLite 3.8.0」を公開した。次世代クエリプランナーの採用、部分インデックスのサポートなどが加わっている。
MySQL向けのデータベース開発支援ツール「MySQL Workbench 6.0」リリース
米Oracleは8月12日(米国時間)、MySQLデータベース向けのGUIツール「MySQL Workbench 6.0」をリリースした。GUIを一新し、開発や管理を容易にする新機能も加わっている。オープンソース版のCommunity Editionを同社Webサイトより入手できる。
「MySQL 5.6.13」がリリース
米Oracleが支援するMySQLプロジェクトは7月31日、「MySQL 5.6.13」をリリースした。MySQLのプロジェクトページよりダウンロードできる。
CouchDB向けクラスタ技術を開発するBigCouch、本家にコードをマージへ
「Apache CouchDB」からフォークした分散データベースシステム「BigCouch」を開発する米Cloudantは7月22日(米国時間)、BigCouchのコードベースをCouchDBにマージする計画を発表した。これによりBigCouchの開発は終了、同社はCouchDBやそのクラスタ機能の改善にフォーカスするという。
分散型データベース「Riak 1.4」リリース、セカンダリインデックスの改善など
米Basho Technologiesは7月10日、オープンソースの分散型データベース「Riak 1.4」をリリースした。新しいバイナリフォーマットによるディスクの削減やセカンダリインデックスの改善などが特徴となる。
外部キーサポートやNoSQLコネクタを導入した「MySQL Cluster 7.3」リリース
米Oracleは6月18日(米国時間)、オープンソースのMySQL向けクラスタシステム「MySQL Cluster 7.3」の一般公開(GA)版を発表した。NoSQLサポートの強化、外部キーのネイティブサポートなどが特徴となる。
JSONベースのドキュメント指向データベース「RethinkDB 1.6」リリース
JSONベースのドキュメント指向データベース「RethinkDB」開発チームは6月13日、最新版となる「RethinkDB 1.6」(開発コード「Fargo」)を公開した。RethinkDBはC++で書かれたオープンソースの分散型データベースで、JSON形式のドキュメントを保存でき、またRuby、Python、JavaScript(WebブラウザまたはNode.js)からの操作をサポートする。
メモリマップドI/Oを利用したデータベースファイルアクセスが加わった「SQLite 3.7.17」
SQLite開発チームは5月20日、データベースエンジン「SQLite 3.7.17」をリリースした。新たにメモリマップドI/0を利用したデータベースファイルアクセスオプションを導入、性能改善が見込めるとしている。
Windows向けSQL管理クライアント「HeidiSQL 8.0」リリース
Windows向けのMySQL管理クライアント「HeidiSQL」の開発チームは5月19日、最新版「HeidiSQL 8.0」をリリースした。Microsoft SQLサポートを強化したほか、クエリ履歴などの機能が加わっている。
Java 7に対応したグラフデータベース「Neo4j 1.9」が公開
オープンソースのグラフデータベースNeo4j開発チームは5月21日、最新安定版「Neo4j 1.9」をリリースした。Java 7に正式対応し、クエリ言語Cyperも強化されている。
英語版およびドイツ語版Wikipedia、MySQLからMariaDBへ移行
Wikipediaなどを運営するThe Wikimedia Foundationは4月22日、英語版およびドイツ語版のWikipediaおよびWikidataで使用するデータベースをMySQLから「MariaDB 5.5」に移行させたことを発表した。MySQLからMariaDBに移行した理由として、その性能やフリーソフトウェアへの支援を挙げている。
MySQLのオリジナル開発者らがMariaDB開発企業に集結
MySQLおよびMariaDBのサポートを提供するフィンランドSkySQLは4月23日(フィンランド時間)、MariaDBの開発を支援するフィンランドMonty Programと合併することを発表した。2社ともに、MySQLのオリジナル開発者や幹部が立ち上げたベンチャーで、合体によりオリジナルチームが再現することになる。
高性能、大容量対応のMySQL/MariaDB向けストレージエンジン「TokuDB」がオープンソース化される
MySQL/MariaDB向けのストレージエンジン「TokuDB」を開発する米Tokutekは4月22日、初のオープンソース版となる「TokuDB 7.0」を公開した。MySQLで50GB以上のビックデータの活用を実現できるという。
ドキュメント指向データベース「Apache CouchDB 1.3」リリース
Apache CouchDBプロジェクトは4月9日、ドキュメントデータベース「Apache CouchDB 1.3.0」をリリースした。1年ぶりのメジャーアップデートとなり、さまざまな機能強化が加わっている。
「MongoDB 2.4」リリース、高速化や全文検索機能の追加などが行われる
NoSQLデータベース「MongoDB」開発チームは3月19日、新たな安定版となる「MongoDB 2.4」を公開した。全文検索機能の実装やJavaScriptエンジンのV8への変更、GeoJSONサポートなど、多数の機能強化が図られている。
MariaDBがクラスタ「MariaDB Galera Cluster」のGA版リリース
MariaDB Foundationは3月5日、MariaDBを用いたクラスタ環境を構築するためのシステム「MariaDB Galera Cluster」で初めての安定版リリース「MariaDB Galera Cluster 5.5.29 Stable」を公開した。同期レプリケーション、マルチマスタトポロジ、メンバーシップやノードの自動管理などた特徴。
米LinkedInが分散型のデータ変更通知フレームワーク「Databus」をオープンソースで公開
ビジネス向けSNSを提供する米LinkedInが、社内開発した更新通知のためのフレームワーク「Databus」をオープンソースで公開した。ほぼリアルタイムでデータベースの変更をキャプチャできるという。
Scala向けのORマッパー「Slick 1.0」が公開
米Typesafeは2月11日、Scala向けのデータベースアクセスライブラリ「Slick 1.0」をリリースした。Scalaとデータベースとの相互運用性を向上させることで、Scalaベースの分散アプリケーション構築を支援するという。
MongoDBとPostgreSQLをリアルタイムで同期させるツール「MoSQL」
オンライン決済システムを提供する米stripeが、MongoDBとPostgreSQLをリアルタイムで同期させるツール「MoSQL」を公開している。これを利用することで、リアルタイム性が必要な処理はMongoDBに行わせ、複雑なSQLクエリが必要な分析処理はSQLデータベースで行う、といった構成が可能になる。
「MySQL 5.6」GA版が登場、InnoDBでのmemcached APIサポートや性能・セキュリティ強化など改良点多数
米Oracleは2月5日(米国時間)、オープンソースのデータベースシステムMySQLの最新版「MySQL 5.6」の一般公開版(GA)「MySQL 5.6.10」を発表した。memcached APIのサポートなどを含むInnoDBの強化やセキュリティおよび性能の強化など多数の機能強化が行われている。また、一部機能の削除や置き換えも行われている。