米VoltDBは1月22日、リレーショナルデータベースシステム「VoltDB 3.0」を公開した。クラスタ環境におけるトランザクション処理アーキテクチャの改善により、さらに低遅延を実現するという。
.NETベースのドキュメント指向DB「RavenDB 2.0」がリリース
オープンソースのドキュメント指向データベース「RavenDB」開発チームは1月7日、最新版となる「RavenDB 2.0」をリリースした。性能の強化や機能の改善などが行われている。
仮想ノードが加わった「Apache Cassandra 1.2」
Apache Cassandraの開発チームは1月2日、分散型データベースシステム「Apache Cassandra」の最新版となる「Apache Cassandra 1.2」をリリースした。今まではβ版という位置付けだったクエリ言語「CQL 3」が正式版となったほか、より高密度なシステムの構築を支援する機能が導入されている。
米Oracle、Berkeley DBベースのKey-valueストア型データベース「Oracle NoSQL Database 2.0」をリリース
米Oracleは12月17日、Key-valueストア型データベース「Oracle NoSQL Database 2.0」をリリースした。AGPLv3ライセンスでリリースされているCommunity Editionと有料のEnterprise Editionが用意されており、Community Editionは無料で利用できる。
MemcachedとCouchDBから派生したドキュメント指向/Key-valueストアデータベース「Couchbase Server 2.0」が登場
米Couchbaseは12月12日、オープンソースの分散型ドキュメント指向/Key-valueデータベース「Couchbase Server 2.0」をリリースした。スケーラビリティの高さや柔軟なデータモデル、高いスループットなどを特徴とする。ライセンスはApache License 2.0。
MySQLの創業者、非営利団体「MariaDB Foundation」を立ち上げる
MySQLを開発したMichael “Monty” Widenius氏らオリジナル開発者3人が12月4日、非営利団体「MariaDB Foundation」の立ち上げを発表した。MySQLのフォークとなる「MariaDB」の開発母体となり、ユーザー/開発者コミュニティにインフラを提供する。
LGPLのMySQL/MariaDBクライアントライブラリ「MariaDB Client Library」がリリースされる
Monty ProgramおよびSkySQLは11月29日、MySQLおよびMySQL互換のデータベースシステム「MariaDB」をCおよびJavaから利用するためのクライアントライブラリ「MariaDB Client Library for C」および「MariaDB Client Library for Java Applications」をリリースした。ライセンスはLGPLで、非GPLなアプリケーションと組み合わせての配布が可能。
Luaスクリプティング機能などを実装したメジャーアップデート版「Redis 2.6.0」がリリースされる
Key-Valueストア「Redis」開発チームは10月23日、最新の安定版となる「Redis 2.6.0」をリリースした。サーバーサイドでのLuaスクリプティングサポートやメモリ消費量の改善など、特徴的な新機能追加や機能強化が行われている。いっぽう、バージョン2.4で非推奨となった仮想メモリ機能は削除されている。
米Googleがカラム型データベース向けクエリエンジンライブラリ「Supersonic」を公開
米Googleは10月15日、データ集計ライブラリ「Supersonic Query Engine」をオープンソースソフトウェアとして公開した。行と列を持つ表形式のデータに対しソートや集計などの操作を行うためのライブラリで、さまざまなデータ処理プロジェクトのバックエンドとして活用できるという。CPUのキャッシュを有効活用するアルゴリズムやSIMD命令およびベクトル化の利用により、「超高速」(ultra-fast)に処理できるとうたっている。
グラフデータベースシステム「Neo4j」、最新版となるバージョン1.8がリリースされる
グラフデータベース「Neo4j」開発チームは10月2日、最新版となる「Neo4j 1.8」をリリースした。クエリ言語「Cypher」の強化が行われ、Cypherでのグラフデータ作成機能などが実装されている。
「MongoDB 2.2」リリース、データの集計・操作機構など多数の新機能を追加
MongoDB開発チームは8月29日、オープンソースのドキュメント指向データベース「MongoDB 2.2」を公開した。最新の安定版という位置付けで、MapReduceやJavaScriptによるプログラミングなしにデータの集計や操作を可能とする「Aggregation Framework」をはじめ、多数の新機能が加わっている。
PostgreSQL 9.1/9.0/8.4/8.3系に脆弱性、該当ユーザーには対策版へのアップデートを推奨
The PostgreSQL Global Development Groupは8月17日、PostgreSQL 9.1系および9.0系、8.4系、8.3系の新版をリリースした。libxml2およびlibxsltに含まれるセキュリティホールを修正したもので、既存ユーザーにはできるだけ早くのアップデートが推奨されている。
JavaベースのNoSQLグラフドキュメントデータベース、「OrientDB 1.0」がリリース
英NuvolaBaseは5月15日、Javaで実装されたNoSQLデータベース「OrientDB 1.0」を公開した。OrientDBは柔軟なドキュメントデータベースながらグラフデータベース的にリレーションシップを扱えるのが特徴。2010年に開発がスタートした比較的新しいDBMSで、2011年5月にリリース候補版(RC)が公開されていた。
Key-Valueストア「Redis」、Windows向けリリースがMSのオープンソース子会社から公開される
NoSQLの分散データベースシステム「Apache Cassandra」、バージョン1.1がリリースされる
Apache Software Foundation(ASF)は4月24日(米国時間)、分散データベースシステム「Apache Cassandra 1.1.0」を公開した。多数の機能強化を含むメジャーアップデート版となり、スキーマ更新やクエリ言語CQLなどが強化されている。
グラフデータを格納・操作できるNoSQLデータベース「Neo4j 1.7」リリース
米Twitter、同社がMySQLに加えた独自コードを「Twitter MySQL 5.5」として公開
米Twitterは4月9日、オープンソースのデータベース「MySQL」の拡張機能版「Twitter MySQL 5.5」を公開した。サーバーのステータスにアクセスできる変数の追加やNUMA環境下でのメモリ確保の最適化など、同社で開発した機能が追加されている。
「Apache CouchDB 1.2」リリース、ネイティブJSONパーサーの追加によりパフォーマンスが向上
ドキュメント指向データベース「Apache CouchDB」開発チームは4月6日、最新版となる「Apache CouchDB 1.2.0」をリリースした。パフォーマンスやセキュリティを向上させる多数の新機能が加わっている。
Wikimedia、セマンティック技術を利用したフリーのナレッジベース「Wikidata」プロジェクトを発表
フリーの百科事典プロジェクト「Wikipedia」の運営母体となるWikimedia Foundationは3月30日、新プロジェクト「Wikidata」を発表した。セマンテック技術を利用した構造化データによるナレッジベースとなり、280以上の言語を持つWikipediaが利用する。
Javaベースのビックデータプラットフォーム「GridGain 4.0」リリース
米GridGain Systemsは3月26日、Javaベースのリアルタイムビックデータプラットフォーム「GridGain 4.0」を公開した。ネイティブクライアント対応などの特徴が加わっている。