Windows向けSQL管理クライアント「HeidiSQL 8.0」リリース

 Windows向けのMySQL管理クライアント「HeidiSQL」の開発チームは5月19日、最新版「HeidiSQL 8.0」をリリースした。Microsoft SQLサポートを強化したほか、クエリ履歴などの機能が加わっている。

 HeidiSQLはMySQLやMariaDB、Microsoft SQL Serverに対応するWindows向けのデータベース管理ツール。データの閲覧や編集、テーブル、ビュー、トリガなどの作成および編集ができるほか、データのインポート/エクスポートも可能。ライセンスはGPLv2。

 HeidiSQL 8.0では新たに23の言語をサポートしたほか、クエリ履歴機能が導入された。helperボックスの右に配置されており、機能をオフにすることもできる。セッションマネージャではセッションフォルダを導入し、データベースツリーではテーブル、ビューなどのフォルダを用意した。これらを利用して管理を効率化できるという。

 クエリエディタに加えてデータグリッドとクエリ結果でも検索や置換が実行できるようになった。MariaDB 5.3以降とMySQL 5.6 RCで導入されたミリ秒単位の時刻データもサポートされ、ルーチンエディタでのMicrosoft SQLサーバーサポートも加わった。

 HeidiSQLはWindows Vista/XP/7/8、同2000/NTに対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。Linux上でWindowsアプリケーションを実行させる「Wine」経由でも利用できる。

HeidiSQL
http://www.heidisql.com/