米Dockerは7月28日、オープンソースのアプリケーションコンテナエンジン「Docker 1.12」を一般公開(GA)にしたと発表した。クラスタ構築/管理機能の「Swarmモード」が実装されたほか、多数の新機能が追加されている。
コンテナベースの仮想化技術「OpenVZ 7.0」リリース、商用版のマージが進められる
コンテナベースのLinux向け仮想化技術「OpenVZ」の開発チームは7月25日、最新版となる「OpenVZ 7.0」を公開した。商用版とオープンソース版のマージが進められたほか、今まで採用していた独自のハイパーバイザがKVMに置き換えられている。
「Oracle VM VirtualBox 5.1」がリリース、細かい性能改善などが多数行われる
米Oracleの仮想化ソフトウェアVirtualBox開発チームは7月12日、最新安定版となる「Oracle VM VirtualBox 5.1」を公開した。
Virt-Managerプロジェクト、「virt-viewer 4.0」を公開
Virt-Managerプロジェクトは6月30日、仮想マシン管理ツール「virt-viewer 4.0」を公開した。実験扱いとなっていたWindowsインストーラが強化されている。
「Xen 4.7」リリース、ライブパッチング技術が導入されたほかセキュリティやライブマイグレーションを強化
The Xen Projectは6月23日、オープンソースのハイパーバイザー「Xen Project Hypervisor 4.7」をリリースした。セキュリティ、ライブマイグレーションなどの機能が強化されている。
米Docker、次期「Docker 1.12」の新機能をアナウンス
米Dockerは6月20日、最新のコンテナ技術「Docker Engine 1.12」を発表した。オーケストレーション機能などの新機能を導入するもので、現在リリース候補(RC)版。7月に一般公開(GA)をリリースする。
米Docker、VPN向けライブラリやMac OS X向けの仮想化ツールキットなどをオープンソースで公開
コンテナ技術の米Dockerは5月18日、3種類の技術をオープンソースで公開した。同社が進めているWindowsおよびMac OS XにおけるDockerサポートで利用されている技術で、Mac OS Xの「Hypervisor framework」を活用する仮想化技術などが含まれる。
「Docker 1.11」が登場、オープンなコンテナ規格「OCI」のサポートが取り込まれる
米Dockerは4月13日、「Docker 1.11」をリリースした。オープンなコンテナ規格であるOCI(Open Container Initiative)のサポートが導入され、これによってコンテナランタイムが「runc」や「containerd」などに分離されるといった変更が行われている。
管理と拡張性を強化した「OpenStack Mitaka」が登場
OpenStack Foundationは4月7日(米国時間)、オープンソースのクラウド基盤「OpenStack Mitaka」を公開した。13回目のリリースとなり、管理と拡張性にフォーカスした機能強化が図られている。
米CoreOS、Linuxクラスタ向けコンテナ実行環境「rkt 1.3」リリース
米CoreOSは4月6日、Linuxコンテナ実行環境「rkt 1.3」を公開した。KubernetesやDockerとの連携の強化、セキュリティなどが特徴となる。
Packerを使ってVirtualBoxやKVM/Xen向けの仮想マシンイメージを作成する

PackerにはVirtualBoxやQEMU(KVMおよびXen)などの仮想マシンイメージを作成する機能が用意されており、仮想マシン作成を自動化できる。今回は、Packerを使ってVirtualBoxおよびQEMU(KVM)用の仮想マシンにOSをインストールしてディスクイメージを作成する例を紹介する。
Chefを使ったDockerのイメージファイル作成を自動化できるツール「Packer」

KVMやXen、VMware、VirtualBoxといった仮想化ソフトウェアやDockerなどのコンテナ管理ツールを利用する際には、それら仮想マシンやコンテナを起動するためのディスクイメージファイルが必要となる。今回はさまざまな仮想化ソフトウェア/コンテナ管理ソフトウェアで利用できるディスクイメージファイルを作成できる「Packer」というツールを紹介する。
オープンソースのIaaS「ZStack 1.0」がリリース
IaaS(Infrastructure as a Service)型クラウドサービスを提供するためのソフトウェア「ZStack」開発チームは2月1日、「ZStack 1.0」をリリースした。
「QEMU 2.5」公開
オープンソースのエミュレーターQEMU開発チームは12月16日、最新の安定版となる「QEMU 2.5」を公開した。ターゲットとして新たにTileGXに対応、バッファオーバフロー対策など多数の機能が加わっている。
VMware、「Photon Machine」のコンテナ管理「Photon Controller」をオープンソースに
VMware(米EMC傘下)は11月16日、コンテナ向け管理ツール「Photon Controller」をオープンソースで公開したことを発表した。
米CoreOS、コンテナの安全性モニタリング「Clair」をオープンソースとして公開
Linuxディストリビューションなどのオープンソースソースプロジェクトを手がける米CoreOSは11月13日、コンテナ向けの脆弱性検出ツール「Clair」をオープンソースで公開した。
「Docker 1.9」リリース、複数のホストにまたがる仮想ネットワーク構築機能が搭載される
米Dockerは11月3日、オープンソースのコンテナ技術「Docker 1.9」を発表した。新たにマルチホストネットワーキング機能が搭載され、また永続的ストレージのサポートも強化されている。
「Xen 4.6」公開、多数の機能強化や新機能追加が行われる
Xen Projectは10月13日、オープンソースの仮想化ソフトウェア「Xen Project Hypervisor 4.6」をリリースした。セキュリティにフォーカスした機能が多数加わっている。
Xenを使ったモジュールごとの仮想化が特徴の「Qubes OS」、バージョン3.0リリース
仮想化技術を利用した権限分離を特徴とするOS「Qubes OS」を開発するQubes OS Projectは10月1日、最新版「Qubes OS 3.0」のリリースを発表した。ハイパーバイザーからロジック部分を分離するHALを導入、柔軟性を強化する。
HPCサポートを強化した「OpenNebula 4.14」が登場
OpenNebula Projectは9月28日、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェア「OpenNebula 4.14」(開発コード「Great A’Tuin」)を発表した。高性能コンピューティング(HPC)サポートを強化したほか、管理インターフェイス「Sunstone」は再構築によって性能が改善されているという。