米Red Hatは1月20日(米国時間)、最新のLinuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 5.3」(RHEL 5.3)の一般提供を開始した。仮想化、米Intelの最新プロセッサ「Core i7(Nehalem)」サポート、OpenJDKサポートなどを特徴とする。
サン、デスクトップ仮想化環境の導入キャンペーン
サン・マイクロシステムズは2009年1月13日、デスクトップ仮想化環境の導入キャンペーン「Sun Virtual Desktop Infrastructure(Sun VDI) スタートパック 2009」を開始した。単品の場合よりも最大45%程度安価に購入できるという。6月末受注分までの期間限定。
米Sun、3Dグラフィックに対応した「xVM VirtualBox」最新版
米Sun Microsystemsは12月17日(米国時間)、オープンソースのデスクトップ仮想化技術の最新版「Sun xVM VirtualBox 2.1」を発表した。無償版は同社Webサイトでダウンロードできる。
コマンドラインに隠されたVirtualBoxのチューニング法
少し前にSunからリリースされたVirtualBox 2は、デスクトップユーザに最適な仮想化アプリケーションの1つと評していいだろう。これは非常に低コストで取得可能な2つのバージョンで提供されており、このうちクローズソース版にはいくつかの機能追加が施されている。そして同ソフトウェアは完成度の高いグラフィカルユーザインタフェース(GUI:Graphical User Interface)で操作するのが基本であるため気づいているユーザーは少ないだろうが、実際にはコマンドラインからの完全な制御にも対応しているのだ。
VMGLで、VMでも3D効果

今日のデュアルコア・プロセッサーには、仮想化コンピューティング環境が利用することのできる仮想化支援機能が組み込まれている。しかし、その仮想マシン上の3Dを支援する仕組みははほとんどない。そのわずかな例の一つが、GoogleのSummer of Code 2006の一環として書かれた VMGL というアプリケーションだ。あまり知られていないが、これを使うと、ホストのハードウェア・グラフィックス・アクセラレーションを仮想マシン上で動作するOpenGLアプリケーションから利用できるようになる。制約はあるものの、VMで3Dが必要なら試してみるだけの価値はある。
トリグラフ、Xenを採用したVPSレンタルサーバサービス開始
トリグラフ・インフラストラクチャー(本社:東京都中央区)は、Xenを採用した低コスト・高パフォーマンスのVPS(Virtual Private Server)レンタルサービス「VPS stock」を2008年12月8日開始した。月額利用料金は3500円から。
米IBMが「Ubuntu」採用仮想デスクトップを発表──MSフリーを実現
米IBMは12月4日(米国時間)、英Canonicalと米Virtual Bridgesとともに開発したLinuxベースの仮想デスクトップソリューションを発表、提供を開始した。コストや管理を大幅に削減できるという。
住商情報システム、仮想環境向け高可用性ソフト「everRun VM」を国内販売
住商情報システム(SCS)は2008年12月2日、仮想環境向けのフォールトトレラント・ソフト「everRun VM」の国内販売を開始した。2台のIAサーバを同期動作させて冗長化する高可用ソフトの新製品。12月11日から出荷開始する。最小構成価格は90万8250円から。
ビーナスと広瀬電工、環境配慮型仮想化シンクライアントシステムを販売開始
ビーナス・テクノロジィズ(本社:東京都千代田区)と広瀬電工(本社:東京都千代田区)は、環境配慮型の仮想化シンクライアントシステム「UBiLサーバ powered by Venus」を2008年12月から販売開始する。ビーナスの仮想化シンクライアントシステム「Venus Solution」と、広瀬電工のシンクライアント端末「UBiL」(ウービル)を組み合わせた。
クラムワークス、Windows上で動作する仮想Linuxシンクライアント「vROM」
クラムワークス(本社:横浜市)は2008年11月28日、Windows OS上で動作する仮想Linuxシンクライアント「vROM – Thin Client on Windows」を発売した。個人・法人にセキュアなソリューションとして売り込む。Vectorプロレジ販売価格は7980円。法人向けライセンスは個別見積もり(ボリュームディスカウントあり)。
日立、ネットワーク経由で開発環境を提供するPaaS型IT基盤サービスを開始
日立製作所は、アプリケーション開発環境などのIT基盤をネットワーク経由で提供するPaaS(Platform as a Service)型ビジネスインフラサービス「SecureOnline(セキュアオンライン)統制IT基盤提供サービス」を2008年11月28日から開始する。
ビーナス・テクノロジィズ、KVMを用いた仮想化プラットフォームを開発
ビーナス・テクノロジィズ(本社:東京都千代田区)は2008年11月12日、Linuxカーネルベースの仮想化技術「KVM」を利用した仮想化プラットフォーム「“新”Venus OS」を開発したと発表した。現在はアルファ・マイナス版を社内検証中で、2009年3月までにベータ版を公開、同夏までに正式版を提供したい考え。
それなりの進歩が見られるVMware Server 2

初期のデスクトップ仮想化市場には、比較的習得が容易だったVMware Workstationに対抗できる低価格の代替ソフトウェアがほとんど存在しなかった。フリーのVirtualBoxでさえ、VMware Workstationの優位を脅かすには至らず、むしろVMwareの市場競争力はVMware GSX Serverの投入によって強化される形となった。このGSX Serverの無償提供版にあたるVMware Serverは、エントリレベルのサーバ仮想化製品であるにもかかわらず、多くのユーザがデスクトップで利用している。そのため、最近リリースされたVMware Server 2を紹介するこの記事では、エントリレベルのサーバ仮想化プラットフォームとしてだけではなく、VirtualBoxのようなデスクトップ仮想化ソフトウェアの代替品という観点からもレビューを行った。その結果、VMware Server 2におけるパフォーマンスなどの改良点は、既存のカスタマを喜ばせるには十分だが、ほかの製品からの乗り換えを促すほどではないことがわかった。
米Sun、ZFSを強化した「Solaris 10 10/08」を発表
米Sun Microsystemsは10月31日(米国時間)、Solaris OSの最新版「Solaris 10 10/08」を発表した。ZFS(Zettabyte File System)ファイルシステムなどを強化し、システムの性能、複雑性の管理を改善するという。
マイクロソフト、Hyper-V仮想化ソリューションを提供開始
マイクロソフトは2008年10月14日、サーバ仮想化製品「Windows Server 2008 Hyper-V」および仮想化環境管理ソリューション「Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008」をベースとした仮想化ソリューションの提供を開始した。パートナー企業各社と協力する。
優れたデスクトップ仮想化ソフトウェアとしての地盤を固めたVMware Workstation 6.5

仮想化ソフトウェアを使えば、ネイティブのLinuxディストリビューションでは動作しないプログラムを実行できる。Linuxユーザには仮想化ソフトウェアの選択肢がたくさんあるが、機能の豊富さでVMware Workstation 6.5にかなうものはない。先月リリースされたVMware Workstation 6.5は、競合製品に対するこれまでの優位性を多数の便利な新機能によってさらに強調すると共に、果敢にも仮想マシンで3Dアクセラレーションをサポートするという仮想化ソフトウェアとしては初めての取り組みも盛り込んでいる。そうした進展は見られるものの、新機能の一部はまだベータ段階にあるため、Workstation 6.5は万人にとって最善の選択肢とはいいがたい。
サン、PC仮想化ソフト「VirtualBox」の法人向けサブスクリプション販売開始
サン・マイクロシステムズ(本社:東京都世田谷区)は2008年10月9日、オープンソースのPC仮想化ソフト「Sun xVM VirtualBox 2.0」の法人向けサブスクリプション販売を開始した。販売は100ユーザー分からで、1ユーザーあたりの価格は年間4,176円から(24時間サポート付き)。
米Microsoft、無償版「Hyper-V Server 2008」をリリース
米Microsoftは10月1日(米国時間)、サーバー仮想化ソフトウェア「Microsoft Hyper-V Server 2008」の無料提供を開始した。同社Webサイトよりダウンロードが可能。米VMwareなどの動きに対抗するものとなる。
米Citrix、サーバー仮想化最新版「XenServer 5」をリリース
米Citrix Systemsは9月15日(米国時間)、サーバー仮想化ソフトウェアの最新版「Citrix XenServer 5」を発表した。高可用性やストレージ仮想化などの管理機能を強化した。
米Novellと米Microsoft、「Hyper-V」ゲストOSとしてSLESを共同サポート
米Micorsoftと米Novellは9月10日(米国時間)、Microsoftの仮想化技術「Windows Server 2008 Hyper-V」ゲストOSとして、NovellのサーバーOS「SUSE Linux Enterprise Server(SELS)」を最適化したソリューションを共同で提供することを発表した。