ノベル、Xenを活用したWindowsサーバ仮想化ソリューション販売開始

 ノベル(本社:東京都品川区)は2008年8月7日、オープンソース仮想化ソフトの「Xen」を活用したサーバ仮想化ソリューション「Xen仮想化スターターキット」の販売を開始した。Windowsサーバを仮想化によって統合する中堅中小企業が対象。コスト重視で、素早く容易に仮想化できるという。

coLinuxに第2の息吹

 Cooperative Linux(coLinux)は、GNU/LinuxがそのままWindows上で動作するという、仮想化の分野で独自の位置を占めている。2000年に始まったプロジェクトではあるが、最近やっと0.72になったばかり。しかし、andLinuxUlteo Virtual Desktopなどの著名プロジェクトに基盤技術を提供するだけのものは持っている。UbuntuのWubiやFedoraのLive USB-Creatorといったツールが示す通り、今、Windowsの利用者をGNU/Linuxに引き寄せることに関心が集まっている。そんな今こそ、coLinuxの背後にある技術に注目すべきではないだろうか。

日本HP、管理と仮想サーバー負荷を軽減したデータバックアップ・ソリューション

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は7月8日、シマンテックの「Veritas NetBackup 6.5」と、日本HPがOEM(相手先ブランドによる生産)で販売する「VMware」の仮想環境での検証を行い、その結果を元にした総合的なデータバックアップ・ソリューションの提供を始めるとを発表した。

格段に向上したWin4Lin 5.0

 どうしても必要なWindowsアプリケーションをLinux上でも利用可能にするためのソフトウェアは今やいくつも存在する。そのような中でWin4Linは、サポートにお金を支払っても良いと考える人々向けの安価なツールとして何年にも渡って生き残ってきた。最近リリースされたWin4Lin 5のUbuntu版は30ドルだが、前リリースの難点を一掃したうえ「ほぼネイティブの性能」という謳い文句を実現している。