ビーナスと広瀬電工、環境配慮型仮想化シンクライアントシステムを販売開始
ビーナス・テクノロジィズ(本社:東京都千代田区)と広瀬電工(本社:東京都千代田区)は、環境配慮型の仮想化シンクライアントシステム「UBiLサーバ powered by Venus」を2008年12月から販売開始する。ビーナスの仮想化シンクライアントシステム「Venus Solution」と、広瀬電工のシンクライアント端末「UBiL」(ウービル)を組み合わせた。
Venus Solutionは、1台のVenusサーバに複数の仮想Windows XPクライアントPCを集約する仮想デスクトップソリューションで、既存のPCをそのままクライアントとして活用でき、小規模でも導入できるのが特徴。リモート接続でも、高パフォーマンスのノートPCレベルの使用感が得られるという。また、複数の認証方式を組み合わせた「Venus認証システム」により、セキュアな接続環境を提供する。
UBiLは、既存のPCに接続して起動することでシンクライアント端末化するUSBフラッシュメモリーで、動作中にHDDを停止したり、CPU動作周波数を制御して、PC消費電力を約50%削減するという。OSには「Ubuntu」を採用し、幅広いPCでの動作が可能。
価格は1サーバ20クライアントの場合で300万円から(設置費用別)。広瀬電工では、中小企業や大企業のテレワーク(在宅勤務)用の需要を見込んでおり、2009年度1億5000万円、2011年までの3年間で累計10億円の販売を目標としている。
UBiL製品情報
http://www.ubil.co.jp/
ビーナス・テクノロジィズ
http://www.venustech.co.jp/