米Novellと米Microsoft、「Hyper-V」ゲストOSとしてSLESを共同サポート

 米Micorsoftと米Novellは9月10日(米国時間)、Microsoftの仮想化技術「Windows Server 2008 Hyper-V」ゲストOSとして、NovellのサーバーOS「SUSE Linux Enterprise Server(SELS)」を最適化したソリューションを共同で提供することを発表した。

 このソリューションは、MicrosoftとNovellが2006年11月に結んだ提携により実現した。同ソリューションは、2社は共同の相互運用性ラボにて2007年より開発した成果を含むもので、SELSをHyper-VのゲストOSとして最適化する仮想マシンアダプタなどの技術がある。これにより、ゲストOSとしてのSLESはパフォーマンスを改善できるという。

 2社によると、共同顧客のニーズに応じるもので、WindowsとLinuxが混在した環境で容易に実装できる高性能な仮想化ソリューションを提供できるとしている。

 ソリューションは米Dellなど両社のプログラムに参加しているチャネルパートナーより提供される。唯一の大手システムベンダーであるDellは、MicrosoftとNovellの共同相互運用性ラボにて同ソリューションを自社サーバーで検証することになっている。

米Microsoft
http://www.microsoft.com

米Novell
http://www.novell.com