米国で審議中の法案「SOPA」に反対し、米Googleなどいくつかの米国のハイテク企業がオンラインで抗議活動を繰り広げているが、オープンソースでもSOPA反対を表明してWebサイトを暗くするなどの活動がみられる。
米政府にオープンソースの利用を促す業界団体「Open Source for America」が発足
7月22日(米国時間)、米Red HatやLinux Foundationなど70以上の企業や団体が集まり、業界団体Open Source for Americaの結成を発表した。米連邦政府に対しオープンソースソフトウェアの利用を促進させるための活動を行うとしている。
米NY州、フリー/オープンソース個人開発者を奨励
米ニューヨーク州議会は3月3日(米国時間)、フリー/オープンソースソフトウェアを開発する個人開発者に対し、開発コストの20%、最大で200ドルの税額控除を実施する法案を明らかにした。
米SCO GroupがUNIX事業を競売へ──破産保護脱出のため更正計画を発表
米SCO Groupは1月12日(米国時間)、破産法適用から抜け出すための更正計画として、「Open Server」を含むUNIX事業とモバイル事業を競売にかける計画を明らかにした。売却できない場合は、自社が一部製品の販売とサポート事業を継続するという。
米政府開発EHRソフトウェアの商用版がオープンソースに、電子カルテの導入進むか?
ヘルスケア関連ソフトウェアを提供する米Document Storage Systems(DSS)は1月7日(米国時間)、医療健康電子記録(EHR)ソフトウェア「VistA」の商用版である「vxVistA」をオープンソースとして公開することを発表した。これにより、医療機関のEHR導入促進を狙う。
Obama次期米大統領、政権移行サイトにCreative Commonsを採用
次期米大統領に就任が決定しているBarak Obama氏の政権移行サイト「Change.gov」は12月1日(米国時間)、同WebサイトのコンテンツにCreative Commonsのライセンス「Creative Commons Attribution 3.0 License」を適用することを発表した。Obama氏が目指す「オープン、透明、参加型の政府」に向けた取り組みという。
Linux.comの見た2008年米大統領選候補
11月の大統領選を前に、米国の有権者は、激しい論戦を呼びそうな重要課題が主要メディアおよび選挙広告でこれまで以上に取り上げられることを期待している。しかし、オープンソースおよびフリーソフトウェアコミュニティにとって重要な課題の情報は、なかなか目にする機会がない。ここでは、民主党と共和党の両候補がFOSSコミュニティの有権者に身近な問題についてどのように述べているかを紹介する。