Monday Minute:先週末の小さなニュース

 先週末はNFLプレーオフを見たり、FUDconに参加したり、CESからの帰路で飛行機の中だったりして忙しかった、という人のために見逃したかもしれないニュースをいくつか紹介する。
  • 就業時間内に社員がソーシャルネットワークサイトにアクセスすることを許可すべきかどうか(翻訳記事)についてまだ決めかねているという場合には、知っておくと良いかもしれないニュースがある。Computer Worldの報告によると、MySpaceユーザはWindowsアップデートに見せかけたトロイの木馬攻撃の犠牲になりやすいという。現在のところはまだ大きな問題には発展していないものの、この類いのことが起こったのは決して初めてではなく、セキュリティベンダのMcAfeeは今回のことがソーシャルネットワークサイトがどれほどセキュリティ的に脆弱なのかを物語っているとしている。

  • 「低い位置になっている実」(実現が簡単という意味)というようなIT系の面倒くさい言い回しは一体どこの誰が考えているのだろうと不思議に思ったことはないだろうか? internetnews.comのMike Elgan氏によると、それらはシリコンバレーのベンチャー企業が生み出しているのだという。企業のCEOたちが、自社製品を表現するためやベンチャーキャピタルに印象付けるために考え出す新しい言葉や言い回しは、企業のマーケティング用資料の中に取り込まれて、やがては「シリコンバレーから漏出して一般文化へと浸透していく」のだそうだ。これで、次回ベンダが「その空間(ニッチ/分野という意味)で最高の製品」と言うのを耳にしたときには、そのような言い回しをなぜしているのか見当がつくだろう。

  • Business.govウェブサイトがリニューアルされたことにより、米国を拠点にしている企業は、政府関連の情報や規制についての情報をより簡単に入手することができるようになった。今回のリニューアルの目玉は新たなGoogleベースの検索エンジンで、企業は8,000を越える州/準州/郡/市の行政機関のウェブサイトの情報にアクセスすることができる。またその他にも、小企業が手引きとすることのできるコンテンツや、州や地方の法律に準拠していることを確認する方法についての情報などもさらに充実したとのことだ。

ITManagersJournal.com 原文