米Red Hat、Intelと共同でニューヨーク市政府向けオープンソースラボを設立

 米Red Hatと米Intelは9月3日(米国時間)、ニューヨーク市立大学と協力しニューヨーク市政府向けのオープンソースラボ「Open Source Solutions Lab」を設立することを発表した。市の政府機関に所属するIT担当者がオープンソースソリューションを検証する場とする。

 Open Source Solutions Labは、マンハッタンにあるニューヨーク市立大学大学院センターにあるソフトウェア設計・開発機関内に設立する。Intelはハードウェアを、Red Hatはソフトウェアを提供し、政府系IT担当者がIntelアーキテクチャ上でRed Hatのオープンソースソリューションを検証できるようにする。2社は技術だけでなく、専門知識やサポートサービスも提供する。

 コスト効率に優れた柔軟な選択肢として、オープンソースを実装前に検証できるため、「同施設により、ニューヨーク市はオープンソース技術を容易に採用できるようになる」とニューヨーク市CIOのPaul J. Cosgrave氏は述べている。

米Intel
http://www.intel.com

米Red Hat
http://www.redhat.com

ニューヨーク市立大学
http://portal.cuny.edu