「Ubuntu 9.10」は10月29日に一般提供を開始

 英Canonicalは10月26日(英国時間)、無償のLinuxディストリビューションの最新版「Ubuntu 9.10」(開発コード名「Karmic Koala」)の一般提供を10月29日に開始すると発表した。22日にリリース候補(RC)版を公開しており、いよいよユーザーにフォーカスして開発したデスクトップ版、クラウド対応を進めたサーバー版が正式に登場することになる。

Ubuntuに使いやすい設定ツールが追加された注目のディストリビューション「Linux Mint 7」

 今回紹介するLinux Mintは、現在デスクトップLinuxとしてもっとも人気が高いUbuntuをベースに、よりエレガントな外観と優れた操作性を目指して開発されているLinuxディストリビューションだ。その最新版は、2009年5月26日にリリースされたLinux Mint 7(コードネーム「Gloria」)である。

幼児向けから高校生向けまで、さまざまな教育向けソフトウェアを含む「Edubuntu」

 近年、人気の高いディストリビューションをベースにデザインや使い勝手を変更したり、特定用途用にカスタマイズを行った、いわゆる「派生ディストリビューション」が花盛りだ。ソースコードが公開され、かつ誰もが自由に変更可能な、オープンソース・ライセンスの恩恵と言えるだろう。今回紹介するEdubuntuは、現在もっともポピュラーなフリーのLinuxディストリビューションのひとつであるUbuntuをベースに、教育用に特化したディストリビューションである。

ZFS、SMFなどSolaris由来の技術と13,000ものUbuntu由来パッケージが利用できる「Nexenta」レビュー

 商用UNIXの代表的存在であったサン・マイクロシステムズのSolarisが、OpenSolarisとしてオープンソース化されてから数年経過した現在、さまざまな派生ディストリビューションが登場してきている。今回紹介する「Nexenta」は、OpenSolarisのカーネルに、Ubuntuのユーザランドを組み合わせたものだ。Solarisの堅牢性や次世代ファイルシステムZFSやSMFによるサービスの管理といった先進性に、Linuxのユーティリプログラム群、APTによる強力なパッケージ管理システムといった使い勝手のよさが加わったようなイメージでとらえるとよいだろう。

確実な進化を感じさせる「Ubuntu 9.04」

 世界的に現在もっともポピュラーなLinuxディストリビューションといえば、Debian GNU/Linuxをベースに誰もが使用可能なデスクトップOSを目指して開発されているUbuntuであることに間違いない。DistroWatchのページヒットランキングでも、2005年以降は常にNo.1の座をキープしている。もともとデスクトップ用途でスタートしたディストリビューションだが、最近のバージョンでは、サーバ用途に特化したサーバ版も公開されている。2009年4月23日に、その最新版であるUbuntu 9.04(コード名「Jaunty Jackalope」)がリリースされた。オフィシャルサイトでは、デスクトップ版(Ubuntu Desktop Edition)、サーバ版(Ubuntu Desktop Edition)が1枚のCDイメージ(32ビット版および64ビット版)とし公開されているほか、今回はネットブック用のNetbook Remix版も同時公開された。なお、デスクトップ版に関しては、Ubuntu Japanese Teamによって日本語環境を強化した「9.04 Desktop 日本語 Remix CD」(32ビット版)がダウンロード可能だ。

エムズソリューション、Ubuntu向け日本語入力システム「Wnn8 for Ubuntu」発売

 エムズソリューション(本社:神奈川県相模原市)は、オムロンソフトウェアが開発した日本語入力システム「Wnn8」をLinuxディストリビューション「Ubuntu」向けにカスタマイズした「Wnn8 for Ubuntu」を2009年3月30日発売する。同社のオンラインショップのほか、SI案件のサーバ/シンクライアントシステム用ライセンスも販売する。価格は1ライセンス4200円。