英Canonicalは12月17日(英国時間)、同社CEOのMark Shuttleworth氏が2010年3月1日をもって退任することを発表した。後任は現在COOを務めているJane Silber氏となる。
「Ubuntu 9.10」は10月29日に一般提供を開始
英Canonicalは10月26日(英国時間)、無償のLinuxディストリビューションの最新版「Ubuntu 9.10」(開発コード名「Karmic Koala」)の一般提供を10月29日に開始すると発表した。22日にリリース候補(RC)版を公開しており、いよいよユーザーにフォーカスして開発したデスクトップ版、クラウド対応を進めたサーバー版が正式に登場することになる。
米IBM、途上国向け「Ubuntu」ネットブック向けのソフトウェアパッケージを発表
米IBMは9月23日(米国時間)、ネットブック向けソフトウェアパッケージ「IBM Client for Smart Work」で英Canonicalと提携したことを発表した。「Ubuntu」搭載ネットブックで動き、クラウドや仮想化にも対応可能という。まずはアフリカで提供、主として途上国市場を狙う。
英Canonical、大規模企業向けのサポート「Premium Service Engineer」発表
英Canonicalは9月3日(英国時間)、法人向けサービスの最上位ライン「Premium Service Engineer(PSE)」を発表した。Canonicalの全レベルのサポートにアクセスできる単一の窓口を提供する。
英Canonical、システム管理「Landscape」のスタンドアロン版を発表
英Canonicalは8月4日(英国時間)、「Landscape Dedicated Server」を発表した。「Ubuntu」向けシステム管理ツール「Canonical Landscape」をユーザーの所有するネットワーク内で運用するためのもの。9月後半に提供を開始する。
英Canonical、「Ubuntu Desktop」の個人向けサポートサービスを開始
英Canonicalは7月31日(英国時間)、自社ディストリビューション「Ubuntu Desktop」のサポートサービス「Desktop Support Service」を発表した。個人と中小・中堅企業を対象としたもので、米Microsoftや米Appleに対抗してLinuxデスクトップ利用を促進する狙い。
英Canonical、「Ubuntu 8.04.3 LTS」をリリース
英Canonicalは7月16日、Linuxディストリビューション「Ubuntu 8.04.3 LTS」を公開した。2008年4月に公開されたLTS(Long Term Support、長期サポート版)の3度目のメンテナンスアップデートとなり、セキュリティに関連ものなど80以上の更新を統合した。
Ubuntuに派手なデスクトップやテーマを追加した「Ultimate Edition」
今回は、前回のLinux Mintに引き続いて、Ubuntuの派生ディストリビューションとして豊富な追加アプリケーションと刺激的なデザイン性により注目を集める「Ultimate Edition」(http://ultimateedition.info/)を紹介しよう。
Ubuntuに使いやすい設定ツールが追加された注目のディストリビューション「Linux Mint 7」
今回紹介するLinux Mintは、現在デスクトップLinuxとしてもっとも人気が高いUbuntuをベースに、よりエレガントな外観と優れた操作性を目指して開発されているLinuxディストリビューションだ。その最新版は、2009年5月26日にリリースされたLinux Mint 7(コードネーム「Gloria」)である。
幼児向けから高校生向けまで、さまざまな教育向けソフトウェアを含む「Edubuntu」
近年、人気の高いディストリビューションをベースにデザインや使い勝手を変更したり、特定用途用にカスタマイズを行った、いわゆる「派生ディストリビューション」が花盛りだ。ソースコードが公開され、かつ誰もが自由に変更可能な、オープンソース・ライセンスの恩恵と言えるだろう。今回紹介するEdubuntuは、現在もっともポピュラーなフリーのLinuxディストリビューションのひとつであるUbuntuをベースに、教育用に特化したディストリビューションである。
ZFS、SMFなどSolaris由来の技術と13,000ものUbuntu由来パッケージが利用できる「Nexenta」レビュー
商用UNIXの代表的存在であったサン・マイクロシステムズのSolarisが、OpenSolarisとしてオープンソース化されてから数年経過した現在、さまざまな派生ディストリビューションが登場してきている。今回紹介する「Nexenta」は、OpenSolarisのカーネルに、Ubuntuのユーザランドを組み合わせたものだ。Solarisの堅牢性や次世代ファイルシステムZFSやSMFによるサービスの管理といった先進性に、Linuxのユーティリプログラム群、APTによる強力なパッケージ管理システムといった使い勝手のよさが加わったようなイメージでとらえるとよいだろう。
SolarisとUbuntuのハイブリッド「Nexenta Core Platform」、最新版がリリース
Nexenta開発チームは5月25日(米国時間)、「OpenSolaris」と「Ubuntu」のハイブリッドディストリビューション「NexentaCore Platform 2.0」を発表した。NexentaのWebサイトよりダウンロードできる。
英Canonical、UbuntuでAndroidアプリを動かす実行環境を開発
英Canonicalの開発チームが、米Googleのオープンソースのモバイルプラットフォーム「Android」アプリの実行環境を「Ubuntu」に搭載するべく「Android Execution Environment」の開発を進めている。AndroidアプリケーションがUbuntuで動くことになるのだろうか?
英Canonical、オンラインストレージサービス「Ubuntu One」を提供へ
英Canonicalは5月12日、ストレージ・同期サービス「Ubuntu One」(ベータ版)を開設した。Ubuntuユーザー向けのストレージサービスで、当面は招待制ベースでユーザーを限定しての運用となるようだ。
Ubuntu採用オープンソースクラウド「Eucalyptus」を専門とする企業が発足
米Eucalyptus Systemsは4月29日(米国時間)、シリーズA投資ラウンドとして550万ドルを獲得し、非公開企業として事業活動を開始することを発表した。オープンソースのクラウド技術「Eucalyptus」をベースに、エンタープライズ向けに製品とサービスを構築する。
確実な進化を感じさせる「Ubuntu 9.04」
世界的に現在もっともポピュラーなLinuxディストリビューションといえば、Debian GNU/Linuxをベースに誰もが使用可能なデスクトップOSを目指して開発されているUbuntuであることに間違いない。DistroWatchのページヒットランキングでも、2005年以降は常にNo.1の座をキープしている。もともとデスクトップ用途でスタートしたディストリビューションだが、最近のバージョンでは、サーバ用途に特化したサーバ版も公開されている。2009年4月23日に、その最新版であるUbuntu 9.04(コード名「Jaunty Jackalope」)がリリースされた。オフィシャルサイトでは、デスクトップ版(Ubuntu Desktop Edition)、サーバ版(Ubuntu Desktop Edition)が1枚のCDイメージ(32ビット版および64ビット版)とし公開されているほか、今回はネットブック用のNetbook Remix版も同時公開された。なお、デスクトップ版に関しては、Ubuntu Japanese Teamによって日本語環境を強化した「9.04 Desktop 日本語 Remix CD」(32ビット版)がダウンロード可能だ。
英Canonical、「Ubuntu 9.04」正式版リリース
英CanonicalのUbuntu開発チームは4月23日、予定通りに最新のLinuxディストリビューション「Ubuntu 9.04」(開発コード名「Jaunty Jackalope」)のDesktopとServerの両エディション、ネットブック向けNetbook Remixをリリースした。UbuntuのWebサイトでダウンロードできる。
「Ubuntu 9.04」RC版が登場──正式版は4月23日リリース
Ubuntu開発チームは4月16日、最新のLinuxディストリビューション「Ubuntu 9.04」(開発コード名「Jaunty Jackalope」)のリリース候補(RC)版を発表した。4月23日の正式版公開に向け、ステップを進めた。
「Ubuntu 9.04」がベータ版に
英Canonicalは3月27日、最新のLinuxディストリビューション「Ubuntu 9.04」のベータ版をリリースした。「GNOME 2.26」のサポート、クラウド機能などを特徴とし、性能も改善した。UbuntuのWebサイトよりISOイメージをダウンロードできる。
エムズソリューション、Ubuntu向け日本語入力システム「Wnn8 for Ubuntu」発売
エムズソリューション(本社:神奈川県相模原市)は、オムロンソフトウェアが開発した日本語入力システム「Wnn8」をLinuxディストリビューション「Ubuntu」向けにカスタマイズした「Wnn8 for Ubuntu」を2009年3月30日発売する。同社のオンラインショップのほか、SI案件のサーバ/シンクライアントシステム用ライセンスも販売する。価格は1ライセンス4200円。