英Canonical、「Ubuntu Desktop」の個人向けサポートサービスを開始

 英Canonicalは7月31日(英国時間)、自社ディストリビューション「Ubuntu Desktop」のサポートサービス「Desktop Support Service」を発表した。個人と中小・中堅企業を対象としたもので、米Microsoftや米Appleに対抗してLinuxデスクトップ利用を促進する狙い。

 Desktop Support Serviceは、インストール、設定、アプリケーションなどデスクトップOSを技術支援するサポートサービス。

 インターネット、電子メール、ドキュメント作成、メディア再生など基本的機能をサポートする「Starter」、以前使っていたOSからのファイルや設定のマイグレーションなどが加わった「Advanced」、デスクトップ仮想化など広範かつ迅速な技術支援を受けられる中小・中堅企業向けの「Professional」の3種類で展開する。

 同社Webサイト上で提供を開始した。年間サブスクリプション価格は、Starterが34.73ポンド(約5,500円)~、Advancedが72.62ポンド(約11,500円)、Professionalが138.03ポンド(約21,800円)~となっている。

英Canonical
http://www.canonical.com/