コミュニティの力でGoogleとYahooに挑むWikia Search

 昨日(1月7日)、フリーソフトウェアとフリーカルチャーの価値を活かして構築された新たな検索エンジン、Wikia Searchのアルファリリース版が公開された。Wikiaの共同設立者Jimmy Wales氏にとって、今回のリリースは長らく抱いてきた夢の実現に向けたマイルストーンの1つだった。しかし、同氏がLinux.comに語ったように、Wikia Searchは形になってまだ2年、取り組むべき細かな問題が数多く残っている。

情報公開:「米政府系サイトの情報は、検索エンジンから見つけにくい」 NPOが改善を要求

 米国の非営利団体CDT(Center for Democracy and Technology)は12月11日(米国時間)、米国政府機関のサイトでは、民間の検索エンジンから重要な情報が見つけられないという調査結果を発表した。政府機関が情報公開を進めているにもかかわらず、サイトの設計などに問題があるため、として改善を求めている。

TEDでテレビ番組を検索

 テレビ番組の脚本家のストライキのために何時間も暇になってしまった? しかし無理をして本を読む必要もジョギングに行く必要もない。なぜならTEDがあるからだ。TEDはBitTorrent経由でテレビ番組をダウンロードするのに役立つオープンソースでクロスプラットフォームなツールで、torrentファイルを検索する面倒な作業を簡単にしてくれる。

OSSテクノロジ、オープンソースの全文検索エンジン「キメラ・サーチ」

 オープンソース・ソリューション・テクノロジ(OSSテクノロジ、本社:東京都品川区)は2007年12月5日、オープンソースの全文検索システム「キメラ・サーチ」(Chimera Search)をリリースした。Windowsファイルサーバのアクセス権に対応し、権限のないファイルは検索結果に表示しないのが特徴。

新聞・出版業界:コンテンツを検索対象から除外可能にする仕様を策定

 世界新聞協会(WAN、本部・パリ)などが参加する業界団体ACAPは11月29日(米国時間)、検索エンジンがウェブサイトのデータを取得する際のルールを規定する技術仕様「Automated Content Access Protocol」(ACAP、バージョン1)を公開した。ウェブサイト内コンテンツの著作権保護に役立てることを目指すもので、関係企業に導入を呼びかける。