米IBM、グラフィック表示に対応したエンタープライズ検索「OmniFind」最新版

 米IBMは3月10日(米国時間)、企業向け検索ソフトウェアの最新版「IBM OmniFind Enterprise Edition 8.5」を発表した。検索結果をグラフィック表示できる機能、Lotusアプリケーションとの連携などが加わった。

 最新版は、新機能となる「OmniFind Top Results Analysis」、「Lotus Notes/Domino 8」プラグインなどを特徴とする。「IBM FileNet P8 Enterprise Content Management」や各種RDBMSに対応、単一のインターフェイスを利用して社内の情報を検索できるという。

 Top Results Analysisは、メタデータベースで上位の検索結果を分析する機能。分析結果は通常のリスト表示のほか、グラフィック表示にも対応。ユーザーは結果をドリルダウンしてより適切な情報を得られるという。

 プラグインはLotus Notes/Domino 8と「Lotus Quickr Services for WebSphere Portal」に対応、これを利用してLotus Notesのクライアント検索バーを使ってIM(インスタントメッセージ)、ドキュメント、表計算シート、ブログ、フォーラムなどのデータを検索できる。

 このほか、「Red Hat Enterprise Linux 5.0」など各種OSの最新版に対応、日本語など言語サポートも強化し、使い勝手を改善したという。

米IBM
http://www.ibm.com