レッドハット、Java EE 5に正式対応した「JBoss Enterprise Application Platform 5.0」

　レッドハットは2009年11月12日、Java EE 5に正式対応したアプリケーションサーバ「JBoss Enterprise Application Platform 5.0」を提供開始した。アップグレードや修正プログラムを含む年額サブスクリプション価格は4CPUあたり87万8000円（税別）から。

　Java EE 5の正式認定を受けたほか、Java EE 6採用予定の技術JSR299（Java Contexts and Dependency Injection：旧Web Beans）のベース仕様となった「JBoss Seam 2.2」や、エンタープライスWebサービスの最新技術「RESTful Webサービス（JAX-RS）」に対応した。

　また、新アーキテクチャの「JBoss Microcontainer」でアプリケーションサーバのカスタマイズ性を向上。JMXインタフェースを備えたサービスコンポーネントや、OSGiフレームワーク対応コンポーネント、POJO記述コンポーネントを1つのサービスとして統合できる。

　開発フレームワークは、従来からサポートしている「JBoss Seam」「Hibernate」に加え、「Apache Struts」「Spring Framework」、リッチWebアプリケーション開発の「Google Web Toolkit」「RichFaces」などを追加した。

　このほか、アプリケーションサーバの起動・停止、各種設定の操作性などを改善した新しいWeb管理コンソールを用意。GUIも日本語化した。サポート期間は、従来から2年間延長して、計7年間（フルサポート4年、トランジションサポート1年、メインテナンスサポート2年）とした。

JBoss Enterprise Application Platform 5.0
http://www.jp.redhat.com/JBoss/products/platforms/application/

レッドハット
http://www.jp.redhat.com/