クラウドネイティブアプリ向けセキュリティ「Curiefense 1.3」

 クラウドアプリケーションのためのセキュリティプラットフォーム「Curiefense」開発チームは3月2日、初のGA(一般公開)となる「Curiefense 1.3.0」公開を発表した。

 Curiefenseは、クラウドネイティブアプリケーション向けセキュリティプラットフォーム。Envoyプロキシの拡張で、GitOps手法を土台とし、あらゆる種類のWebトラフィック、サービス、APIを保護できる。ボット管理、WAF(Web Application Firewall)、アプリケーションレイヤーのDDoS保護、セッションプロファイルなどの機能に加え、脅威環境の変化に合わせて自動でセキュリティを更新したり、機械学習を利用したプロファイル作成などの機能も開発している。

 元々は米Reblazeが開発し、2月よりCloud Native Computing Foundation(CNCF)のサンドボックスプロジェクトとして開発が進んでいる。 Curiefense 1.3は2020年11月に公開した1.0に続くもので、初のGA扱いとなった。

 オープンソースのログ収集ツールfluentd、全文検索elasticsearchをサポートした。EnvoyProxyもアップデートした。APIやUIの安定化やバグ修正により、性能も強化した。

 Curiefense 1.3はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

Curiefense
https://www.curiefense.io