ASETなど、Xen仮想サーバを利用したセキュア・プラットフォーム実証実験を開始

 超先端電子技術開発機構(ASET)、住商情報システム、NEC、富士通の4者は2009年9月28日、仮想サーバ環境で実業務アプリケーションの安心・安全な運用を検証するための実証実験を10月から行うと発表した。ASETが経済産業省から受託した研究「セキュア・プラットフォームプロジェクト」で開発した技術を実業務システムに適用する。

NEC、基幹システム向けのOSSミドルウェアのサポートを強化

 NECは2009年4月10日、オープンソースソフトで基幹システムの構築・保守を支援する「OSSミドルウェアサポートサービス」を強化すると発表した。NTTデータが中心となって開発する統合運用管理ソフト「Hinemos」の構築・保守サポートと、「SUSE Linux Enterprise Server(SLES)」上で動作するミドルウェアの構築・保守サポートを開始。同日から提供を開始した。今後2年間で2億円の販売を見込む。

NECが「SugarCRM」を活用したCRMソリューションを販売

 NECは2009年3月4日、オープンソースのCRMソフト「SugarCRM」を活用したCRMソリューションの販売を開始した。構築サービスとSaaSの2つの提供形態を用意。中堅・中小企業を対象としており、2年間で20社への導入を目指す。アプリケーションを含めたトータルソリューションで、オープンソース事業を強化する。

ACCESS ChinaとNECエレ、Linuxプラットフォームの中国向け3Gスマートフォン試作機を開発

 ACCESSの中国現地子会社ACCESS ChinaとNECエレクトロニクスは2009年2月10日、ACCESS Chinaの携帯向けLinuxプラットフォームを利用して、同国の3G通信規格「CDMA2000 1x」に準拠したスマートフォンの試作機を共同開発したと発表した。これをリファレンス実装として、同プラットフォームをメーカー向けに出荷する計画。

NEC、レッドハットと提携して「JBoss Enterprise Middleware」の販売を開始

 NECは2008年12月11日、オープンソースの統合ミドルウェア「JBoss Enterprise Middleware」の製品サブスクリプションおよびトレーニングコースの販売を開始した。レッドハット(本社:東京都渋谷区)と販売契約を結んで行うもので、オープンソースのサービス基盤を求める市場ニーズに応えるとしている。

NEC、基幹業務向けLinuxソリューションを強化

 NECは2008年11月10日、基幹業務向けLinuxソリューション「エンタープライズLinuxソリューション for MC」を強化して、販売活動を開始した。Xeon搭載の「Express5800/スケーラブルHAサーバ」をベースに、ミッションクリティカルなLinuxシステムを構築。メインフレームやUNIXシステムで構築されていたシステムをLinuxで代替可能にする。

NEC、小型Linuxサーバを活用した「現場可視化ソリューション」

 NECとNECエンジニアリング(本社:東京都品川区)は2008年11月7日、手のひらサイズの超小型Linuxサーバを活用した「現場可視化ソリューション」の販売を開始した。ウェアラブル型の端末を通して、現場の作業者を遠隔地からサポート。管理者とのリアルタイムのコミュニケーションが難しい場所で、安全管理や品質管理の向上を図れるという。

NEC、データセンター省電力化ソリューションを体系化

 NECは2008年7月10日、IT機器の空調・電源設備の効率化による省電力化ソリューション「ITファシリティソリューションサービス」を体系化して販売開始した。新たに温度管理とモニタリングのソリューションを加え、新設の専任組織「REAL IT COOL推進センター」を通じて企業やデータセンター事業者に売り込む。