NEC、Java開発の品質診断・改善ツール「ENdoSnipe」を販売開始
NECは2009年1月27日、Javaシステム品質診断・改善ツール「ENdoSnipe」(エンドスナイプ)について、エスエムジー(本社:横浜市)と販売代理店契約を結んだと発表した。主に通信事業者やサービス事業者向けで、価格は69万円(税別)。2年間で50システムの販売を目指す。
「ENdoSnipe」は、Javaシステムに潜むパフォーマンスや品質に関わる問題を“見える化”するツールで、エスエムジーが「Javelin(JAVa Extensible Logging INfrastructure)」と呼ぶ独自技術をもとに開発した。
開発・試験中のシステムに手を加えることなく、パフォーマンスや品質を診断可能。システムのボトルネックとなるリスクの高い処理を抽出し、理由を明示して問題を重要度で分類。熟練エンジニアが示すような問題解決手法を活用できるという。また、スレッドのブロックやメモリリークなど解析の難しい問題を自動診断できる。
NECは、これまで米Wily Technologyの実務システム向け性能管理ツール「Wily Introscope」を提供しており、「ENdoSnipe」の追加で開発工程向け品質診断ツールを強化する。今後、NECとエスエムジーは共同セミナーや展示会の開催など共同マーケティングを展開する。
ENdoSnipe
http://endosnipe.smg.co.jp/
エスエムジー
http://www.smg.co.jp/