NECは4月7日、仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」の強化と販売開始を発表した。第一の強化ポイントは消費電力の低減。仮想PCの稼働率に応じて仮想PCサーバの稼動台数を増減させることが可能になった。仮想PCの稼働率が低い状態では、より少ない仮想PCサーバで仮想PCを稼働させるように仮想PCの配置を最適化し、余剰となったサーバを自動的に停止。仮想PCの稼働率が上がったら停止状態のサーバを順次起動して仮想PCを再配置する。この仕組みにより、1,500台のクライアントPCをVirtualPCCenterによるシンクライアントシステムに移行した場合、消費電力を最大で62%削減することができるという。