米Googleは10月27日(米国時間)、オープンソース携帯電話向けOSの次期版「Android 2.0」の概要を公開するとともに、2.0向けのソフトウェア開発キット(SDK)を公開した。2.0では、データ同期、Bluetooth、HTML5対応などが特徴となる。
米Qualcomm、モバイルオープンソースを活用する子会社を設立
米Qualcommは10月26日(米国時間)、モバイルオープンソースプラットフォームにフォーカスした完全子会社「Qualcomm Innovation Center(QuIC)」を設立したことを発表した。携帯電話などモバイル分野で活気付いているオープンソースの動きに対応するものとなる。
Symbian FoundationがマイクロカーネルとSDKを公開、「Android」「WebOS」などに対抗
非営利団体Symbian Foundationは10月21日(英国時間)、携帯電話向けOS「Symbian OS」のマイクロカーネル「EKA((EPOC Kernel Arcitecture)2」と対応するソフトウェア開発キット(SDK)をリリースした。ライセンスはEclipse Public License(EPL)。米Googleの「Android」などに対抗する。
台湾Openmoko、99ドルのWikipediaリーダー「WikiReader」を発表
Linux携帯電話「FreeRunner」で知られる台湾Openmokoが10月13日(台北時間)、オンライン百科事典「Wikipedia」専用端末「WikiReader」を発表した。英語版のWikipediaコンテンツを閲覧できる。価格は99ドルで、専用WebサイトまたはAmazon.comで購入できる。
米Palmが開発者向けプログラムを発表、12月にオープンへ
米Palmは10月6日(米国時間)、自社プラットフォーム向けアプリケーションを開発する開発者向けプログラムの詳細を発表した。開発者は同社のカタログまたはWeb(独自配信)の2つの配信チャネルを選択できる。オープンソース開発者は年会費免除となる。
米Palmが「webOS 1.2」をリリース
米Palmは9月28日(米国時間)、自社携帯電話向けOSの最新版「webOS 1.2」を公開した。アドレス帳や電子メール、音楽機能などが強化されており、Palm Preユーザーは数日以内に自動的に最新OSにアップデートされる。
米IBM、途上国向け「Ubuntu」ネットブック向けのソフトウェアパッケージを発表
米IBMは9月23日(米国時間)、ネットブック向けソフトウェアパッケージ「IBM Client for Smart Work」で英Canonicalと提携したことを発表した。「Ubuntu」搭載ネットブックで動き、クラウドや仮想化にも対応可能という。まずはアフリカで提供、主として途上国市場を狙う。
応用電子、FOMAデータ通信カード用のLinux対応デバイスドライバを公開
応用電子(本社:東京都品川区)は2009年9月15日、HSDPA方式に対応したNTTドコモのデータ通信カード「FOMA N2502」(NEC製)を、Linux OSで使用するためのデバイスドライバを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
米Novell、.NET Frameworkを使ってiPhoneアプリを開発できる「MonoTouch」正式発表
米Novellが支援するMono Projectは9月14日(米国時間)、「MonoTouch 1.0」を発表、発売を開始した。オープンソースの「Mono」をベースとした初のプロプライエタリ製品で、.NET開発者は既存のスキルとコードを活用して米Appleの「iPhone」「iPod Touch」向けにアプリケーションを構築できるという。
Mozilla、Windows Mobile向けの「Fennec」アルファ3を公開
Mozillaは9月4日、モバイル向けWebブラウザの最新版「Fennec Alpha 3 for Windows Mobile」を公開した。起動時間、画面のパンニングなどが改善されている。
米Google、「Android Developer Challenge 2」の受付を開始
米Googleは8月24日(米国時間)、自社モバイルプラットフォーム「Android」向けのアプリケーションコンテスト「Android Developer Challenge(ADC) 2」の受付を開始した。締め切りは、太平洋標準時2009年8月31日の11時59分59秒までとなっている。
Mozilla、Nokiaタブレット向け「Fennec 1.0」ベータ3を発表
Mozillaは8月20日、モバイル向けWebブラウザの最新版「Fennec 1.0」ベータ3を発表した。同ベータ版は、フィンランドNokiaのインターネットタブレット「N800」および「N810」向け。性能の改善が主な強化点となる。
Google AndroidをPCで手軽に試せる「Live Android」レビュー
Androidは、Googleが中心とするOpen Handset Allianceにより開発されているオープンソースの携帯電話向けソフトウェアプラットフォームである。今回紹介する「Live Android」は、x86版AndroidをライブCD化して手軽に利用できるようにしたもので、ASUSのネットブック「Eee PC 701」用のAndroidをベースにしたものだ。
NEC、Moblin向けのWiMAXドライバを提供
NECとNECアクセステクニカ(本社:静岡県掛川市)は2009年7月21日、組み込み用Linux OS「Moblin」上でモバイルWiMAXを利用できるようにするドライバソフトウェアをメーカー向けに提供開始した。カーナビやモバイル機器などのWiMAX対応製品を容易に開発できるという。
Symbian Foundation、EPL下で初のソースコードリリース
携帯電話向けOS「Symbian OS」をオープンソースとして提供するSymbian Foundationは7月8日(英国時間)、同団体がオープンソースライセンスとして採用するEclipse Public License(EPL)の下で、ソースコードパッケージを初めて公開した。ソースコードのオープンソース化に向け一歩を踏み出したといえる。
米Google、Androidネイティブアプリキットをリリース
米Googleは6月25日(米国時間)、モバイル向けOS「Android」向けのネイティブアプリキット「Android 1.5 NDK, Release 1」を公開した。「Android SDK」と併用することで、AndroidアプリケーションからC/C++コードを呼び出すことができる。
米IntelとNokiaが提携、「Moblin」と「Maemo」を最適化
米IntelとフィンランドNokiaは6月23日(米国時間)、新しいモバイル端末の開発で長期的に協力する計画を発表した。この一部として、両社が支援するオープンソースのモバイルOS「Moblin」と「Maemo」との間で互換性のあるアプリケーション開発を可能にしていく。
米Palm、「Palm Pre」の「WebOS」オープンソースポータルを開設
米Palmは6月18日(米国時間)、スマートフォン向けの自社OS「WebOS」のオープンソースポータル「opensource.palm.com」を開設、ソースコードを公開した。コミュニティ活動やオープンソースライセンスの順守を目的とし、オープンソース開発者の参加を促す。
米Appcelerator、Web開発環境「Titanium」でAndroidとiPhoneをサポート
米Appceleratorは6月8日(米国時間)、オープンソースのアプリケーション構築プラットフォーム「Appcelerator Titanium」のベータ版を公開した。新たに「iPhone」「Android」の両モバイルプラットフォームに対応、ネイティブアプリを開発できるという。
モバイルLinuxのLiMo、「Release 2」の仕様を完成
携帯電話向けLinuxの業界団体LiMo Foundationは6月2日、最新のプラットフォーム「LiMo Platform Release2(R2)」の仕様策定を完成したことを発表した。今年秋にも関連ドキュメントを公開する。R2搭載端末は、早ければ第4四半期に登場するという。