応用電子、FOMAデータ通信カード用のLinux対応デバイスドライバを公開

 応用電子(本社:東京都品川区)は2009年9月15日、HSDPA方式に対応したNTTドコモのデータ通信カード「FOMA N2502」(NEC製)を、Linux OSで使用するためのデバイスドライバを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 公開したデバイスドライバは、GPL/LGPLでライセンスされているソフトを、複数バージョンのLinuxカーネルに対応するように同社で改訂した。対応Linuxカーネルは2.6.17/2.6.20/2.6.23/2.6.24/2.6.27/2.6.28。

 ソースコードは現状のまま、GPL/LGPLに基づき公開する。同社では一切の保証はせず、ソースコードの内容などについての質問も受け付けないとしている。

 N2502は、2008年3月に発売されたコンパクトフラッシュ(CF)型のデータ通信端末。HSDPA方式に対応し、FOMAハイスピードエリアで下り最大7.2Mbpsの高速通信が可能。

FOMA N2502用Linux対応デバイスドライバダウンロード
http://www.aec1984.com/utilization/linux/driver/20090911n2502-usb.tar.gz

FOMA N2502
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/data/n2502/

応用通信
http://www.aec1984.com/