Moblinアプリケーション開発はじめの一歩

 Moblinはさざまな機器での利用を視野に入れて設計・開発されたプラットフォームであり、中核となる「Moblin Core」と呼ばれるコンポーネント群をベースに機器やアプリケーション独自のUIを構築できるようになっている。Moblinアプリケーションを開発するに当たって、まずはMoblinプラットフォームの概要と、Moblin Core向けの開発環境構築方法について解説しておこう。

インテル Atom プロセッサー向け インテル アプリケーション・ソフトウェア開発ツール・スイートで行うMoblinアプリケーション開発

 本特集では、「インテル Atom プロセッサー向け インテル アプリケーション・ソフトウェア開発ツール・スイート」を使用したMoblin向けアプリケーションの開発について紹介する。Moblinの標準開発環境の構築や、「インテル Atom プロセッサー向け インテル アプリケーション・ソフトウェア開発ツール・スイート」でのMoblin SDKの利用、そしてデバッガやプロファイラといった開発ツールの利用法などを解説していく。

フィックスターズ、CUDA対応の商用Linux OS「Yellow Dog Enterprise Linux for CUDA」

 フィックスターズ(本社:東京都品川区)は2010年3月3日、NVIDIAのGPU向け統合開発環境「CUDA」に対応した商用Linuxディストリビューション「Yellow Dog Enterprise Linux for CUDA」の提供を開始した。GPUコンピューティング向けに最適化した初の企業向けLinuxディストリビューションとしている。サブスクリプション価格は、1サーバあたり年間4万5000円。

Linuxカーネル 2.6.33がリリース——「Google Android」は含まれず

 Linus Torvalds氏は2月24日、Linuxカーネル 2.6.33をリリースした。2009年12月のLinuxカーネル2.6.32リリース以来、2ヶ月半ぶりのリリースとなる。「NouveauとDBRDの統合」が大きな変化という。2月初めにLinuxカーネル開発者が示唆していたとおり、米Googleのモバイルプラットフォーム「Android」関連コードが削除されている。

ウィンゲート、電源プラグ型Linuxサーバ「SheevaPlug+」をモニター販売

 ウィンゲート(本社:東京都中央区)は2010年2月15日、電源プラグ型のLinuxサーバ「SheevaPlug+(プラス)」のモニター販売を開始した。同社がプロデュースする新製品プロモーションサイト「Debut Direct」のオープン記念で、300セット限定。価格は1万7640円。2月28日まで。納期は3月末ごろの予定。