ウィンゲート、電源プラグ型Linuxサーバ「SheevaPlug+」をモニター販売

 ウィンゲート(本社:東京都中央区)は2010年2月15日、電源プラグ型のLinuxサーバ「SheevaPlug+(プラス)」のモニター販売を開始した。同社がプロデュースする新製品プロモーションサイト「Debut Direct」のオープン記念で、300セット限定。価格は1万7640円。2月28日まで。納期は3月末ごろの予定。

 米Globalscale Technologiesのアプライアンス製品研究開発用小型Linuxサーバ「SheevaPlug」がベース。Linuxカーネルをチューニングしたほか、無線LANドライバやNASドライバなどを追加した。Linuxカーネルは2.6.30、ディストリビューションはUbuntu 9.04。開発キットが付属する。

 ハードウェアはSheevaPlugと同じ。本体寸法は幅96.5×奥行き110×高さ48.5mm。ARM系のMarvell Sheeva CPUコア(1.2GHz)、メインメモリ512MB、フラッシュメモリ512MBを搭載。インタフェースとして、ギガビットLANポート、USB 2.0(TYPE A)とUSB 1.1(TYPE miniB)ポート各1基、SDカードスロットやeSATAポートを備える。

 購入者はアンケートへの回答を求められる。ウィンゲートは、モニター販売の反応などをみながら、正式版の販売を検討してゆく。また、既にSheevaPlugを持っているユーザー向けに、単体のSheevaPlug+用ソフト「SheevaPlug Working Kit」CD-ROM版のモニター販売も行う。限定200セットで、価格は6930円。

 同社は、SheevaPlug+後継モデルを継続的に販売していくことも検討している。

SheevaPlug+
http://www.debutdirect.com/products/details/8

SheevaPlug Working Kit
http://www.debutdirect.com/products/details/9

Debut Direct
http://www.debutdirect.com/