Ubuntu 10.04ベースのネットブックOS「EasyPeasy 1.6」ベータ1がリリース

 LinuxベースのネットブックOSを開発するEasyPeasy開発チームは3月2日、次期版「EasyPeasy 1.6」のベータ1を公開した。容量は830MB。EasyPeasyの公式サイトよりディスクイメージを入手できる。

 EasyPeasyはUbuntuをベースとしたネットブック向けの軽量ディストリビューション。x86アーキテクチャに対応する。Webの利用に特化したユーザーインターフェイスを特徴とし、プラグアンドプレイで音楽やビデオを楽しめる。

 最新版は、Ubuntu 10.04(Lucid Lynx)をベースとし、Linuxカーネル2.6.32.8ベースのカスタマイズを含む。HAL(Hardware Abstract Layer)パッケージを削除することで、起動時間が改善されている。NVIDIA向けのオープンソースドライバ「Nouveau」も含まれるほか、プロプライエタリドライバのサポートも強化されている。

 Ubuntu 10.04は、ユーザーインターフェイスの一新やソーシャル機能も特徴とする。Twitter、identi.ca、Facebookなどのソーシャルアプリケーションをビルトインで統合、パネル内の「MeMenu」からアクセスできる。

 EasyPeasy開発チームによると、バージョン1.6の正式版は3月25日の予定という。

Easy Peasy
http://www.geteasypeasy.com/

「Eaasy Peasy 1.6」ベータ1ダウンロード
http://wiki.geteasypeasy.com/EasyPeasy_1.6/Beta_1