Linux FoundationとIntel、NokiaがMoblinとMaemoを組み合わせたLinuxプラットフォーム「MeeGo」を発表
米Intel、フィンランドNokia、非営利団体のLinux Foundationは2月15日(米国時間)、Linuxベースのプラットフォーム「MeeGo」を発表した。「Moblin」と「Maemo」の両Linuxプラットフォームをマージし、単一のプラットフォームとする。
Intelが開発しLinux Foundationに移管したモバイルLinuxプロジェクトのMoblinと、Nokiaが自社タブレットとスマートフォンで採用しているLinuxベースのモバイルOS「Maemo」をマージさせるもの。モバイル端末、インターネット対応TV、車載など、さまざまなデバイスでの採用を狙っており、次世代の端末に向けたプラットフォームとしている。
プロジェクトはLinux Foundationでホスティングされ、完全なオープンソースモデルで開発を進める。Linuxカーネル、オープンソーステレフォニーのofono、X.org、D-BUS、GStreamerなど既存のアップストリームプロジェクトと協業しながら開発を進めるという。開発技術はNokiaのクロスプラットフォームアプリ開発技術「Qt」を利用、さまざまな端末向けにアプリケーションを作成できるのも特徴としている。
MeeGoは、2010年前半に最初のプラットフォームを公開予定だ。
米Intel
http://www.intel.com/
フィンランドNokia
http://www.nokia.com/
Linux Foundation
http://www.linuxfoundation.org/
Linux FoundationのMeeGoのページ
http://www.linuxfoundation.org/lp/page/meego