The WebM Projectは1月27日、動画コーデックVP8のSDK「VP8 Codec SDK(libvpx) 1.0」(開発コードDuclair)をリリースした。パフォーマンスの改善やバグ修正などが含まれている。
DeNA、HTML5開発支援フレームワーク「Arctic.js」をオープンソースライセンスで公開
SNSやソーシャルゲームサイトの運営を行っているディー・エヌ・エー(DeNA)は1月24日、HTML5開発支援フレームワーク「Arctic.js」をオープンソースソフトウェアとして公開したと発表した。スマートフォン向けブラウザゲームに特化したフレームワークで、同社のソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」の「ガンダムロワイヤル」といったゲームで実際に採用されている。
iOSとAndroidに対応する軽量・高速なモバイル向けJavaScriptフレームワーク「jQ.Mobi」
HTML5開発技術ベンダー米appMobiは1月17日、モバイル用JavaScriptフレームワーク「jQ.Mobi 0.9.1」をリリースした。「iOSとAndroidの両方で動く初のフレームワーク」を目指すという。
CSSフレームワーク「YAML 4」がリリース
CSSフレームワーク「YAML」の開発チームは1月18日、最新版「YAML 4.0」を公開した。YAMLは複雑なWebサイト作成を支援するもので、グリッドやナビゲーション、フォーム、文字装飾といった機能を持つモジュールを提供する。Internet Explorer 6を含む主要Webブラウザに対応、HTML5やCSS3もサポートされる。
米Google、Dart言語向けの物理演算エンジン「DartBox2D」を公開
米Googleは1月11日、同社が開発しているWebアプリケーション向けプログラミング言語「Dart」向けの物理演算エンジン「DartBox2D」を公開した。物理演算エンジン「Box2D」をDartに移植したもので、Webゲーム分野でのDartの利用促進を図る狙い。
米LinkedIn、買収したIndexTankの検索技術をオープンソースに
SNSサービスを提供している米LinkedInは12月21日、同社傘下にある検索技術「IndexTank」をオープンソースソフトウェアとして公開した。IndexTankを利用することで、Webサイトやアプリケーションで検索機能を提供できるという。
米Microsoft、JavaScript拡張ライブラリのプロトタイプを公開、同時にGoogleの「Dart」を批判

米Microsoftは11月22日、JavaScript向け新ライブラリのリファレンス実装プロトタイプを公開した。MathおよびString、Numberライブラリと、Globarization APIを拡張するものとなる。先に開かれた標準化グループの会合で披露したもので、一般公開することで広くフィードバックを求める。また、同時に公式ブログで米Googleの「Dart」についても批判している。
「jQueryは大きすぎる」との声に対応、jQueryをモジュラー化、小型化するプロジェクト「jquip」

jQueryをより小さく、軽量に、モジュラー化することを目指し、「jquip」というプロジェクトが立ち上がった。コア部分である「xjquip.js」ファイルのサイズはミニファイ・圧縮後で4.28KBと小さく、これはjQueryの13%というコンパクトさだという。サイズは小さいもののjQueryの持つ機能の90%を実装、さらにプラグインを追加することでそれ以外の機能も利用できる。
モバイル環境に対応するUIライブラリ「jQuery Mobile 1.0」リリース、主要プラットフォームをサポート
jQuery Projectは11月16日、HTML5ベースのモバイル向けユーザーインターフェースライブラリ「jQuery Mobile 1.0」をリリースした。プロジェクトの立ち上げから1年以上を経ての正式版登場で、主要モバイルプラットフォームすべてをサポートする。
新API「.on()」「.off()」などが加わったjQuery 1.7リリース
JavaScriptライブラリ「jQuery」を開発するThe jQuery Projectは11月3日、最新版「jQuery 1.7」を公開した。高速化や新機能追加が行われたリリースとなる。「.on()」と「.off()」という2つの新イベントAPIが加わり、イベント設定の性能も強化されている。
.NET 4.0をサポートしたログ出力ライブラリ「Apache log4net 1.2.11」がリリース
Apache Software Foundation(ASF)のApache log4netは10月12日、Microsoft .NET用ログ出力ライブラリの最新版「Apache log4net 1.2.11」をリリースした。「.NET 4.0」サポートが加わっている。
WaylandやHTML5の実験的サポートが追加された「GTK+ 3.2」リリース
9月25日、マルチプラットフォーム対応のGUIツールキット「GTK+ 3.2」がリリースされた。WaylandサポートやWebブラウザ上でGTK+アプリケーションを実行できるHTML5バックエンドサポートなど、先進的な機能が実験的機能として実装されている。
Java用のWebアプリケーションフレームワーク「Apache Wicket 1.5」がリリース
Java用WebフレームワークApache Wicketの最新版「Apache Wicket 1.5」が、約2年の開発期間を経てリリースされた。モジュールを一新するなど、大規模な変更が加わっている。
コンパクトなJavaScriptフレームワーク「MooTools 1.4」が登場
軽量なJavaScriptフレームワーク「MooTools」開発チームは9月10日、最新版「MooTools 1.4.0」を公開した。Moo Toolsはオブジェクト指向のJavaScriptフレームワークで、コンパクトなサイズや、必要なモジュールだけを選択してロードできる点が特徴。
さまざまなクラウドサービスに対応したクラウド操作ライブラリ「Whirr」がASFのトップレベルプロジェクトに
非営利のオープンソース推進団体Apache Software Foundation(ASF)は9月13日、インキュベータープロジェクト「Apache Whirr」がトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格したことを発表した。
「Ruby on Rails 3.1」リリース、パフォーマンス向上のための仕組みなど多くの変更点
David Heinermeier Hansson氏は8月31日、Web開発フレームワーク「Ruby on Rails(RoR) 3.1」をリリースした。数多くの新機能や修正が加えられており、Webアプリケーションのパフォーマンスを向上させるような仕組みが追加されている。
XMLをJavaオブジェクトにマッピングするJavaライブラリ「Apache Commons Digester 3.0」リリース
The Apache Software Fondation(ASF)のApache Commonsプロジェクトチームは7月6日、XMLファイルをJavaオブジェクトにマッピングする「Apache Commons Digester 3.0」を公開した。実装が大きく書き直され、多数の新機能も含んでいる。
米Yahoo!の「Apache Hadoop」チームが独立、Hortonworksを立ち上げ
米Yahoo!は6月28日(米国時間)、ベンチャーキャピタルBenchmark Capitalと共同で企業「Hortonworks」を立ち上げたことを発表した。Hortonworksには「Apache Hadoop」開発チームが参加、Apache Hadoopの普及促進を狙うという。
GitHub、プログラミング言語識別ライブラリ「Linguist」をオープンソースで公開
GitHubは6月27日、ファイル内に記述されているプログラム言語を識別するライブラリ「Linguist 1.0」を公開した。ライセンスはMIT License。
さまざまなクラウドサービスを統一的に操作できるライブラリ「Apache Libcloud」、ASFのトップレベルプロジェクトに
The Apache Software Foundation(ASF)は5月25日(米国時間)、さまざまなクラウドサービスに対応するクライアントライブラリインターフェイス「Apache Libcloud」をTop Level Project(TLP)にしたことを発表した。