Google、SNSサイト向けアプリのAPIプロジェクト「OpenSocial」を発表――プラットフォームをオープン化したFacebookやMySpaceに対抗

 米国Googleは10月31日、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトで稼働するアプリケーションの開発用API(Application Programming Interface)を提供するプロジェクト「OpenSocial」を発表した。個々のSNSサイトが独自に提供してきたAPIを共通化するのがねらいと見られる。

ODFの推進団体、W3C推進のフォーマットに“鞍替え”――「ODFよりもCDFのほうが将来性ある」と団体幹部が発言

 Open Document Format(ODF)の普及を旗印とする推進団体の1つが、ODFを見捨ててW3C(World Wide Web Consortium)推進のドキュメント・フォーマットを支持し始めた。これにより、あらゆるオフィス・ソフトで扱える標準的なファイル・フォーマットを普及させるという“崇高な”目標は水泡に帰そうとしている。

仮想世界への参入を図る企業が自問すべき8つのテーマ

仮想世界は、現実社会においても文字どおり“市民権”を獲得しつつあり、そこでの成功が現実社会での成功にもつながるようになってきた。だが、企業側の仮想世界に対する取り組みの現状を見ると、同世界への参加意欲はあるものの、まだその世界において明確な戦略を確立しているとは言い難い状況にある。そこで本稿では、これから仮想世界でビジネス・チャンスを見いだそうと考えている企業に対して、“参入の条件”を“8つの質問”のかたちで示すことにしたい。

Microsoft、「Viridian」の主要APIをOSPの下で公開へ――特許権の非行使などを含め、顧客やオープンソース・コミュニティに無料開示

 米国Microsoftは10月24日、「Viridian」の開発コード名で知られる仮想化ハイパーバイザ「Windows Server Virtualization(WSV)」の主要APIを、OSP(Open Specification Promise)の下で公開すると発表した。WSVのリリースに合わせ、顧客やビジネス・パートナー、オープンソース・コミュニティなどに無料で開示・提供する。

Microsoft、関数型言語F#をVisual Studioに統合へ――開発者からはおおむね好意的な反応

 米国Microsoftは、Microsoft Research Groupが開発した関数型言語「F#」を、同社のアプリケーション開発プラットフォーム「Visual Studio」に統合する計画だ。これは10月22日に同社ディベロッパー部門のコーポレート・バイスプレジデント、S.ソマセガー氏が自身のブログで明らかにしたもの。

「“特許投機家”対策は火急の課題」――Intel法務担当幹部が強調

 米国Intelの法務担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、ブルース・スウェル氏は10月22日、ワシントンD.C.で開催された特許改革フォーラムにおいて「米国のIT業界はここ数年“特許投機家”から多数の訴訟を起こされている。議会は、現行の特許制度の問題点を早急に修正すべきだ」と語った。