openSUSE、「Container as a Service」をうたうプラットフォーム「Project Kubic」プロジェクトを発表

 openSUSEは5月29日、最新のオープンソースプロジェクト「Project Kubic」を発表した。openSUSEとKubernetesをベースとした「Container as a Service」(CaaS)をうたうクラウドプラットフォームを目指すものとなっている。

 Project KubisはopenSUSE Tubleweedベースの「Container Host OS」を中心に、「immutable infrastructure」(不変のインフラ)の考え方に基づくOSの再設計、それにLinuxベースのスタック、Docker、Kubernetesの活用を目的としたイニシアティブで構成される。

 プロジェクトのページには、Kubernetesクラスタのプロビジョニングに用いる構成管理Saltのステータスを集めたもの、CaaSプラットフォームのクラスタのためのダッシュボードvelum、KubernetesをOpenStackまたはlibvirt上に実装するためのTerraformスクリプト、コンテナ・アズ・ア・サービス・プラットフォーム開発環境マシン、アップデート後のシステム修正をチェックするsystemdサービスなどのイニシアティブが並んでいる。

Kubin Project
https://github.com/kubic-project