オープンソースのNoSQLサーバー「Redis」を開発するRedis Labsが、アドオンモジュールのライセンスを変更した。パブリッククラウド事業者がRedisのマネージドサービスを提供していることに対し、制限を設ける狙いだ。
Linux Foundationが「2018 Open Source Jobs Report」を公開。企業が欲しいスキルはLinux、コンテナも急浮上
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは6月19日、オープンソースと雇用についての年次報告書「2018 Open Source Jobs Report」を発表した。
ネットワークアクセス制御システム「PacketFence 4.1」リリース
カナダInverseのPacketFenceプロジェクトは12月11日、オープンソースのネットワークアクセス制御(NAC)ツールの「PacketFence 4.1.0」をリリースした。新機能の追加や既存機能の強化が加わっている。
HadoopとNoSQL対応を強化したデータ統合技術「Talend 5.3」がリリース
仏Talendは5月16日、オープンソースのデータ統合プラットフォーム最新版「Talend 5.3」を発表した。HadoopとNoSQLデータベースの対応強化などが特徴となる。
MySQLのオリジナル開発者らがMariaDB開発企業に集結
MySQLおよびMariaDBのサポートを提供するフィンランドSkySQLは4月23日(フィンランド時間)、MariaDBの開発を支援するフィンランドMonty Programと合併することを発表した。2社ともに、MySQLのオリジナル開発者や幹部が立ち上げたベンチャーで、合体によりオリジナルチームが再現することになる。
「大企業向け」で利益を生み出せ。開発者に聞く:カシオや楽天でも採用されたオープンソースのシステム管理ツール「Pandora FMS」編
Pandra FMSはオープンソースのシステム管理ツールだ。オープンソース版と、より大規模なシステム向けの商用版が並行開発されており、日本でも楽天やカシオといった企業で採用されている。今回はこのPandra FMSの開発者であり、Pandra FMSの商用サービスを提供しているスペインArtica STのCTOでもあるSancho Lerena氏に、その歴史やオープンソースとビジネスとの関わりについて話を聞いた。
Linux Foundation、米HPがプラチナ、Citrixはゴールドメンバーにアップグレードしたことを報告。新規加入者も発表
非営利団体Linux Foundationは11月5日(スペイン時間)、新規加入企業4社とともに、既存メンバーである米Hewlett-Packard(HP)、米Citrix Systemsの2社がそれぞれのメンバーシップをアップグレードしたことを発表した。HPは最上位のプラチナメンバーとなる。
SLESとRHELを管理できる「SUSE Manager 1.7」リリース
米The Attachmate Group傘下のSUSEは9月19日(米国時間)、Linux環境向け統合システム管理ソリューション「SUSE Manager 1.7」をリリースした。セキュリティの強化、PostgreSQLサポートなどが特徴となる。
Nokia、全Qt事業をフィンランドのDigiaに売却
オンラインストレージソフトウェアの商用サービスを提供する「ownCloud.com」設立。サービス開始は3か月後を予定
オープンソースのオンラインストレージソフトウェアを開発するownCloudプロジェクトは米国時間の12月14日、ownCloudの商用サービスを提供する企業「ownCloud.com」の設立を発表した。元SUSE/Novellの幹部がCEOに就任、Dropboxなどの既存商用サービスに対抗する。
さくらインターネット、外気冷房を採用した石狩データセンターを開所
さくらインターネットは11月15日、北海道石狩市に新たなデータセンター「石狩データセンター」を開所、運用を開始した。サーバーの冷却に外気冷房を採用、高いエネルギー効率を実現する。
The Linux Fundation、エンドユーザー企業向けLinuxカンファレンス「Enterprise User's Meeting 2011」を12月に開催
The Linux Foundationが12月1日、国内初となるエンドユーザー企業向けのLinuxカンファレンス「Enterprise User’s Meeting 2011」を開催する。国内外のユーザー事例や企業ユーザー/ベンダーの成果を紹介、オープンソースソフトウェア(OSS)に対する企業の理解を深める情報を提供する。
Hadoop対抗のHPCC Systemsをスピンアウトした米LexisNexis、Linux Foundationに加入
非営利団体Linux Foundationは6月17日(米国時間)、リスク管理サービスを提供する米LexisNexis Risk Solutionsの加入を発表した。LexisNexisは15日に自社Linuxベースの高性能クラスタシステム「HPCC Systems」をオープンソースとして公開することを発表している。
ヘルプデスクや顧客サポート向けのオープンなAPIを策定するNetworkedHelpDesk.org
デンマークZendeskは6月7日(米国時間)、さまざまなヘルプデスクや顧客サポートを接続するオープンな標準を策定するイニシアティブ、NetworkedHelpDesk.orgの立ち上げを発表した。ソリューション間のシームレスな連携を可能にし、顧客エクスペリエンスを改善するという。
企業の多くが知らずにオープンソース利用、GPL違反リスクに気付かず、米OpenLogic調査
米OpenLogicは6月30日(米国時間)、オープンソースの利用動向に関する調査結果を発表した。企業の中にはGPL(GNU General Public Licence)などオープンソースライセンスの下で公開されているコードを知らずに利用したアプリを公開しているところが多く、ライセンス違反のリスクを犯していることに気が付いていないと警告している。
米VMwareとSalesforce、Javaアプリ向けクラウドソリューション「VMforce」を発表
米Salesforce.comと米VMwareは4月27日(米国時間)、Java開発向けのクラウドサービス「VMforce」を発表した。「SpringFramework」などのJava開発技術、仮想化技術、クラウド実装技術を組み合わせ、Java開発者と企業に包括的なソリューションを提供する。
米Red Hat、「JCPをオープンに」とOracleに呼びかけ
「Sunは自社の商用メリットのために、Javaの可能性を制限しつつあった」——米Sun Microsystemsを買収する米Oracleに対し、米Red Hatのミドルウェア部門担当副社長Craig Muzilla氏は、買収を機に「Java Community Process(JCP)をオープンに」と呼びかけている。
米Oracle、MySQLへのコミット計画を発表――GPL継続、デュアルライセンス体制を維持
米Oracleは12月14日(米国時間)、Sun Microsystemsの買収によって取得されるMySQLについて、取得後の計画を「10のコミット」として発表した。ストレージベンダー向けの規約を現在より緩和するなど、コミュニティへの懸念を受けて譲歩を示した。
MySQLを巡り、米国と欧州が対立?
米Oracleが4月に発表した米Sun Microsystems買収計画に対し、詳細調査を行っている欧州委員会(EC)がOracleに「異議告知書」を送付した。Oracleは11月9日付で声明文を発表し、「欧州はオープンソースを理解していない」と反論、米司法省も同日、2社の取引は競争の観点から見て問題はないとする声明文を発表した。
at+link、オープンソースソフトを利用した低コストのクラスタリングサービス
サーバホスティングサービスのリンク(本社:東京都港区)とエーティーワークス(本社:富山市)は2009年9月1日、オープンソースソフトを使ったクラスタリングサービス「Easyクラスタリンク」の提供を開始した。両社が共同運営する専用サーバサービス「at+link」のオプションで、サポート付きで月額4万7250円に料金を抑えた。