at+link、オープンソースソフトを利用した低コストのクラスタリングサービス
サーバホスティングサービスのリンク(本社:東京都港区)とエーティーワークス(本社:富山市)は2009年9月1日、オープンソースソフトを使ったクラスタリングサービス「Easyクラスタリンク」の提供を開始した。両社が共同運営する専用サーバサービス「at+link」のオプションで、サポート付きで月額4万7250円に料金を抑えた。
オープンソースの高可用性クラスタリングソフト「HeartBeat」とミラーリングソフト「DRBD」を利用したサービス。稼働中のサーバに障害が発生してサービスが停止した場合、もう一方の待機サーバに自動で切り替えを行い、障害時のサービス停止時間を最小限に抑える。従来の市販クラスタリングソフトが100万円~200万円と高額なのに対し、安価にしたという。
ユーザがクラスタリング環境の構築や設定をする必要はなく、高度な知識がなくても導入できる。データベース、Web、メールなどのサーバのクラスタリングが可能で、使いやすい管理画面や、障害時の自動通知機能も搭載する。MySQL、PostgreSQL、Apache、Sendmail、POP、BINDに標準対応。オプションでユーザー独自アプリケーションにも対応する。
月額料金のほかに、初期費用10万5000円、またサーバ2台分およびサーバ監視オプション「サーバウオッチ(一次対応付き)」の初期費用と月額利用料が必要。
Easyクラスタリンク
http://www.at-link.ad.jp/service/option/clustering/index.html
at+link
http://www.at-link.ad.jp/
エーティーワークス
http://www.atworks.co.jp/