NECは2009年3月25日、車載機器やデジタル家電などの組み込み機器内で動作するソフトウェアの品質をリモートで解析するシステムを開発したと発表した。Eclipse上に構築したシステムで、拡張や他システムとの連携・協調が容易にできるという。
富士通ソフトウェアテクノロジーズ、Androidに対応したDLNA機器開発支援サービス
富士通ソフトウェアテクノロジーズ(本社:横浜市)は2009年3月17日、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに準拠した情報家電製品の開発を支援するサービス「DLNAワンストップサービス」の提供を開始した。Androidにも対応し、同プラットフォームを適用した製品の開発も可能。
米MontaVistaが「Moblin」をサポート、3月中旬に製品化
米MontaVista Softwareは2009年3月3日(ドイツ時間)、モバイル版Linux「Moblin」をサポートすると発表した。Moblinを採用したIntel Atomプロセッサ向け製品「MontaVista Linux for Intel Atom」を3月中旬にリリースする。商用LinuxベンダーがMoblinをサポートするのは初めてという。
Nokia、「Maemo 5」向けのSDKアルファ版リリース
フィンランドNokiaは3月2日、Linuxベースのモバイル向けプラットフォームの次期版「Maemo 5」向けの「Maemo 5 Alpha SDK」を公開した。アルファ版ではあるが、Maemo 5向けアプリケーションを開始する土台として利用できるという。
独BMW、米Intelら9社、オープンソース車載情報システムでアライアンス
独BMW Groupなど自動車メーカー、米Intel、米Wind Riverら9社は3月2日(米国時間)、オープンソースの車載インフォテインメント(IVI:In-Vehicle Infotainment)を開発する非営利団体「GENIVI Alliance」立ち上げを発表した。今年夏にも最初の技術成果を発表するという。
Xandros、Netbook向けLinuxをARMアーキテクチャに移植
カナダXandrosは、Asus Eee PCなどのNetbook向けに提供しているLinux環境を、ARMベース端末に移植したことを明らかにした。スペインのバルセロナで開催されているMobile World Congress 2009で2月16日(現地時間)に発表したもの。
ACCESS、「ACCESS Linux Platform v3.0」をMWCで海外初披露
ACCESSは、同社の次世代携帯電話向けLinuxプラットフォーム「ACCESS Linux Platform v3.0」を、2009年2月16日(現地時間)からスペイン・バルセロナで始まった世界最大級のモバイル関連展示会「GSMA Mobile World Congress 2009(MWC2009)」に出展した。
ACCESS ChinaとNECエレ、Linuxプラットフォームの中国向け3Gスマートフォン試作機を開発
ACCESSの中国現地子会社ACCESS ChinaとNECエレクトロニクスは2009年2月10日、ACCESS Chinaの携帯向けLinuxプラットフォームを利用して、同国の3G通信規格「CDMA2000 1x」に準拠したスマートフォンの試作機を共同開発したと発表した。これをリファレンス実装として、同プラットフォームをメーカー向けに出荷する計画。
LiMoがOMTPのBONDI支持を発表、Web 2.0対応へ
モバイル向けLinuxを推進する業界団体LiMo Foundationは2月9日、携帯電話業界団体OMTP(Open Mobile Terminal Platform)のWebイニシアティブ「BONDI」を支持することを発表した。LiMo端末で、ウィジェットやWebアプリケーションを容易に利用できるようになるという。
存在感たっぷりのネットラジオ、Tangent Quattro

Linuxを搭載したエンタテインメント家電をお探しなら、Tangent Quattroというインターネットラジオをぜひチェックしてみてほしい。組み込みLinuxのプラットフォームに通常のラジオ放送とインターネットラジオが聴ける機能とメディアサーバクライアントの機能を統合したこの機器は、さまざまなオーディオ再生オプションも備えている。
フィックスターズ、Yellow Dog Linuxと4コアPowerPC搭載WS「YDL PowerStation」を国内販売
Cell/B.E.アプリケーション開発のフィックスターズ(本社:東京都港区)は2009年1月22日、「Yellow Dog Linux」をプリインストールしたタワー型ワークステーション「YDL PowerStation」の国内販売を開始した。同社のWebサイトで注文を受け付ける。価格は19万9500円。
CRI、DS用音声ミドルウェアをiPhone/iPod touchに移植
CRI・ミドルウェア(本社:東京都港区)は2009年1月6日、iPhone/iPod touchのアプリケーション開発向けサウンドミドルウェア「i救声主/ CRI Sound Streamer for iPhone」を2009年春に発売すると発表した。ニンテンドーDS向けで実績のある音声ミドルウェア「救声主」をiPhone/iPod touchに移植・最適化した。価格は要問い合わせ。
アプリ開発者を呼び込むAndroid搭載端末
米Intel、台湾にMoblin開発センター開設
米Intelは12月23日、台湾経済部および財団法人資訊工業策進会(III)と共に、台北に技術センター「Moblin Enabling Center(MEC)」を開設したことを発表した。地元企業とともに、モバイルLinux「Moblin」の取り組みを進めていく狙いだ。
ビックカメラとソフマップ、Linuxベースの多機能プレーヤー「chumby」を店頭発売
ビックカメラとソフマップは、ダウンロードで機能を追加できるLinuxベースの多機能プレーヤー「chumby」を、2008年12月13日から販売する。当初はビックカメラ有楽町本館、ソフマップ秋葉原本館と、オンライン店舗のビックカメラ.com、ソフマップ・ドットコムで取り扱い、今後販売店を順次拡大する予定。価格は2万9400円。
ACCESS、FOMA向けの「ACCESS Linux Platform」オペレータパック開発に着手
ACCESSは2008年12月3日、FOMA端末向けオペレータパックの開発請負契約をNTTドコモと正式に締結したと発表した。「ACCESS Linux Platform」上で動作するNTTドコモ向けオペレータパックの開発に着手する。搭載端末は、2009年後半から順次出荷される見通し。
英CanonicalがARM向けに「Ubuntu Desktop」を最適化ーーネットブック戦略強化
英ARMと英Canonicalは11月13日(英国時間)、CanonicalのLinuxディストリビューション「Ubuntu Desktop」をARMv7アーキテクチャ向けに最適化することで提携したと発表した。これにより、成長市場であるネットブックなどモバイル分野を狙う。
ネットブック市場に投入されるSplashtop
瞬間起動Linux環境SplashtopがLenovoの新型ネットブック「IdeaPad S10e」に搭載される。このまま行けば、このフォームファクタでの初のお目見えとなる。だが、このニュースは驚くに当たらない。ネットブックの超軽量性がSplashtopの瞬間起動と組み合わされるのは当然の成り行きだからだ。
モバイルLinux向けブラウザライブラリ「Browser D-Bus Bridge」
フィンランドMovialは11月10日(ヘルシンキ時間)、モバイルLinux向けのWebKit/Gecko拡張「Browser D-Bus Bridge」を発表、LGPLライセンスの下でソースコードを公開した。開発者はこれを利用して、Linux端末向けのリッチユーザーインターフェイスを容易に作成できるという。
NEC、小型Linuxサーバを活用した「現場可視化ソリューション」
NECとNECエンジニアリング(本社:東京都品川区)は2008年11月7日、手のひらサイズの超小型Linuxサーバを活用した「現場可視化ソリューション」の販売を開始した。ウェアラブル型の端末を通して、現場の作業者を遠隔地からサポート。管理者とのリアルタイムのコミュニケーションが難しい場所で、安全管理や品質管理の向上を図れるという。