米Intel、台湾にMoblin開発センター開設

　米Intelは12月23日、台湾経済部および財団法人資訊工業策進会（III）と共に、台北に技術センター「Moblin Enabling Center（MEC）」を開設したことを発表した。地元企業とともに、モバイルLinux「Moblin」の取り組みを進めていく狙いだ。

　MoblinはIntelが支援するオープンソースプロジェクトで、モバイルインターネット端末（MID）など「Intel Atom」をベースとした端末向けのLinuxベースのソフトウェアプラットフォームコミュニティ。

　MECでは、端末の検証やアプリケーションの開発など、Moblin技術およびサービスを地元企業に提供する。これにより、包括的なMoblin業界エコシステム構築を支援し、台湾をモバイルコンピューティングのハブにすることを目指すという。台湾には、Acer、ASUSTek Computer、Quanta Computerなどのメーカーがある。

　Intelと台湾政府はすでに、WiMAX技術で覚書を締結している。

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Moblin.org
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