ACCESS、「ACCESS Linux Platform v3.0」をMWCで海外初披露

 ACCESSは、同社の次世代携帯電話向けLinuxプラットフォーム「ACCESS Linux Platform v3.0」を、2009年2月16日(現地時間)からスペイン・バルセロナで始まった世界最大級のモバイル関連展示会「GSMA Mobile World Congress 2009(MWC2009)」に出展した。

 LiMo Foundation仕様をサポートしたソフトウェアプラットフォームで、昨年10月に発表していたが、海外では今回が初披露になるという。高度なユーザーインタフェースを実現するエンジンとミドルウェアが特徴で、2.5Dおよび3Dグラフィックに対応する。

 高い柔軟性を備え、写真や連絡先など、さまざまなアプリケーションの情報を個々のアプリケーションを起動させることなく、プレビュー機能を通じて表示させることができる。また、Eclipseを活用した開発キット(SDK)で開発も容易という。

 MWC2009では、v3.0が米テキサス・インスツルメンツ(TI)の「Zoom OMAP34x-II Mobile Development Platform」上で動作するデモをACCESSブースとTIブースで行う。また、LiMo Foundationブースでも展示する。

ACCESS
http://www.access.co.jp/

GSMA Mobile World Congress 2009
http://www.mobileworldcongress.com/