LiMoがOMTPのBONDI支持を発表、Web 2.0対応へ

 モバイル向けLinuxを推進する業界団体LiMo Foundationは2月9日、携帯電話業界団体OMTP(Open Mobile Terminal Platform)のWebイニシアティブ「BONDI」を支持することを発表した。LiMo端末で、ウィジェットやWebアプリケーションを容易に利用できるようになるという。

 BONDIは、さまざまな端末でWeb経由のサービスを利用するための共通仕様で、携帯電話でのWeb対応を加速することを目的とする。

 LiMoは今回、BONDI支持を表明し、Linuxベースの携帯電話プラットフォーム「LiMo Platform」を搭載した端末でのBONDIサポートを促進する。LiMo端末にBONDIをインストールすると、スケジュール帳、アドレス帳、カメラなどのローカルアプリケーションの機能を活用するウィジェットを利用できるようになるという。また、開発者は、LiMoのWebランタイムを実装したさまざまな端末で動くWebアプリケーションとウィジェットを開発できるという。

 LiMoによると、LiMo対応携帯電話は現在33機種あるという。次期版Release 2はマルチメディア、位置情報ベースのサービス、デバイス管理、セキュリティ強化などを特徴とし、現在、技術仕様が予定通りに揃い、メンバー企業がレファレンス実装を作成しているという。

LiMo Foundation
http://www.limofoundation.org