独BMW、米Intelら9社、オープンソース車載情報システムでアライアンス
独BMW Groupなど自動車メーカー、米Intel、米Wind Riverら9社は3月2日(米国時間)、オープンソースの車載インフォテインメント(IVI:In-Vehicle Infotainment)を開発する非営利団体「GENIVI Alliance」立ち上げを発表した。今年夏にも最初の技術成果を発表するという。
GENIVIの参加企業は、設立メンバーのBMW、米General Motors(GM)、Intel、仏PSA Peugeot Citroen、Wind River、それにコアメンバーの米Delphi、伊Magneti Marelli、米Visteonの合計9社。自動車、家電、通信、アプリケーション開発など各分野の企業が集まることで、IVI市場を加速し、イノベーションを推進するとしている。
自動車の種類や世代に合わせて拡張可能なオープンソースのIVIリファレンスプラットフォームを共同で開発する。共通のソフトウェアアーキテクチャにより、自動車メーカー各社が新ソリューションを提供する時間を短縮し、コスト削減を狙う。
参加企業は1年半前から開発を進めており、今年夏にも最初の技術成果物として、「Intel Atom」とWind RiverのLinuxをベースとした検証済みの自動車用プロトタイプを発表する予定という。
GENIVI Alliance
http://www.genivi.org