アイログがJavaベース可視化ツール新版をリリース 初のEclipse完全統合

 アイログ(本社:東京都千代田区)は2009年4月17日、可視化アプリケーションの開発ができるツールの新版「IBM ILOG JViews 8.5」の提供を開始した。管理・監視アプリケーションの開発を容易にするJavaベースのエンタープライズ向けグラフィクス開発ツールで、新たにEclipseと統合した。

Apache、LDAP管理ソフト「Apache Directory Studio 1.4」リリース

 Apache Software FoundationのApache Directory Teamは4月10日、EclipseベースのLDAPブラウザ/ディレクトリクライアントの最新版「Apache Directory Studio 1.4.0」をリリースした。Windows、Mac OS X、Linuxの各OSにスタンダロンのRCPアプリケーションとしてダウンロードできるほか、Eclipseプラグインを直接インストールすることもできる。

オープンソースのJavaアプリケーションサーバー「Jetty」がEclipseプロジェクトに

 オープンソースのJavaサーブレットコンテナ「Jetty」を開発する米Webtideは3月26日(米国時間)、JettyがEclipse FoundationのIncubationとして、Eclipseプロジェクトとなったことを発表した。「Jetty 7」のコードベースはEclipseのレポジトリに移管され、将来、Apache License 2.0とEclipse Public Licenseとのデュアルライセンスで公開するという。

グリッド向けインタフェース「g-Eclipse 1.0」リリース

 コンピュータグリッド向けフレームワークを開発するg-Eclipse Consortiumは1月21日、「g-Eclipse 1.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトでダウンロードできる。同プロジェクトは欧州連合(EU)イニシアティブとしてスタートしたが、今後はEclipse Foundationに移籍し、他の欧州プロジェクト内で開発を進めていく。

マイクロフォーカス、COBOL開発環境向けEclipseプラグインなどを出荷開始

 マイクロフォーカス(本社:東京都品川区)は、同社のCOBOL開発環境製品に追加して、Eclipse IDE上でCOBOLアプリケーションを開発できるプラグイン「Eclipse AddPack」を2009年2月2日から出荷する。Windows版「Micro Focus Net Express 5.1J」およびUNIX/Linux版「Micro Focus Server Express 5.1J」用で、年間保守サービスの一部として希望者に無償提供する。

Eclipseに日本語化言語パックを導入する

 NTTデータ、NTTデータビジネスブレインズ、うぃるの3社は、オープンソースの統合開発環境であるEclipseの日本語化言語パックを無償で公開しました(ニュース記事)。日本語化言語パックはバージョン3.2まではEclipse Foundationから提供されていましたが、3.3からは提供されなくなり、日本のユーザーは不便を強いられていました。本稿ではその適用方法を説明します。

エクセルソフト、インテルCPU用のアプリ性能解析ツール最新版を国内販売

 エクセルソフト(本社:東京都港区)は2008年10月3日、インテルCPU上で動作するアプリケーションの性能を解析するツールの最新版「インテル VTune パフォーマンス・アナライザー 9.1」の国内販売を開始した。Windows版とLinux版の2種類を用意。Linux版はEclipse上で動作する。価格は10万9725円。

ボーランドCodeGear、OSJ、NaClがRuby on Rails促進で提携 「3rdRail 1.1 日本語版」発売

 ボーランド(本社:東京都千代田区)CodeGear事業本部、オープンソース・ジャパン(OSJ、本社:東京都千代田区)、ネットワーク応用通信研究所(NaCl、本社:松江市)の3社は2008年5月22日、RubyおよびRuby on Rail関連で業務提携すると発表した。あわせてRuby on Rail向け統合開発環境(IDE)「3rdRail(サードレイル) 1.1 日本語版」の販売を開始した。