Eclipse Foundation、SOAランタイム「Swordfish」を4月に初公開へ

 Eclipse Foundationは3月23日(米国時間)、SOAランタイムフレームワーク「Swordfish 0.8」を発表した。OSGi標準に遵守し、「Eclipse Equinox」などのランタイム技術を統合したもので、エンタープライズ級のSOA戦略を支援するという。4月3日にダウンロード提供を開始する。

 Swordfishは、拡張性のあるSOAフレームワーク/次世代ESBプロジェクト。OSGi標準とランタイム技術のEquinoxを土台とし、「Apache ServiceMix」などのオープンソース技術を活用する。サービスレジストリ、メッセージシステム、プロセスエンジンなどのコンポーネントを付加することで、包括的なオープンソースSOAランタイム環境を目指す。

 初のリリースとなる0.8では、分散実装のサポート、サービスのゆるやかな結合を可能とするランタイムサービスレポジトリ、モニタリングフレームワーク、リモート設定エージェントなどを特徴とする。これらの機能により、アプリケーションの実装や統合に拡張性と柔軟性を持たせ、容易に管理できるという。

 Swordfish 0.8は4月3日にリリースを予定している。正式版となる1.0は、今年10月後半にリリース予定という。

Eclipse Foundation
http://www.eclipse.org

Swordfish
http://www.eclipse.org/swordfish/